山形県山形市 山形県旧県庁舎及び県会議事堂
Yamagata prefecture old office and assembly hall,Yamagata city,yamagata
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山形市旅籠町3-4-51 山形県旧県庁舎及び県会議事堂 旧県庁舎 重文 近代/官公庁舎 大正 大正5(1916) 煉瓦造、建築面積1,864.6㎡、三階建、正面玄関ポーチ、東面昇降口付、スレート葺、正面中央塔屋付(玄関、中央階段室、南棟及び東棟三階各室以外の内装を除く)渡廊下1棟、工事関係記録7冊、設計図9枚、棟札2枚 19841228
山形市旅籠町3-4-51 山形県旧県庁舎及び県会議事堂 旧県会議事堂 重文 近代/官公庁舎 大正 大正5(1916) 煉瓦造、建築面積866.4㎡、一部二階建、スレート葺 19841228
山形県旧県庁舎
撮影:2013年9月
煉瓦造、建築面積1865㎡、三階建、正面玄関ポーチ付、東面昇降口付、スレート葺
外装石張腰江戸切仕上げ、正面中央寄棟屋根の上に時計台、各隅宝形造
大正時代[大正5年(1916)]
山形県県庁舎は明治10年(1877)、に始まるが、明治44年(1911)の山形市北大火によって最初の県庁舎が類焼した。復興工事は大正2年(1913)から始まり、大正5年(1916)に竣工した。設計者は山形県技師田原新之助で顧問は中條誠一郎が参画していた。
煉瓦造でその規模は3階建、後方へ傾斜する敷地の関係から正面1階は半地下式となっている。外壁は山形県産の石貼りとして1階部分は江戸切り仕上げでグランドフロアー風にするなど重厚な造となっている。
正面車寄せなどは鉄筋コンクリートのスラブとしているが全体は木造です。屋根は正面中央を寄棟造として上に時計台を設け、各隅は宝形造とし天然のスレート葺。
昭和59年(1984)に重要文化財に指定されているが、資料館として活用するため、内部は意匠の優れた玄関及び中央階段室と三階主要室以外の内装は指定を除外されている。
《内部(玄関)》
《内部(階段室)》
《内部(三階)》
《車寄屋根》
山形県旧県会議事堂
山形市
撮影:2013年9月
煉瓦造、建築面積866㎡、一部二階建、スレート葺、外装煉瓦積壁柱型付
大正時代[大正5年(1916)]
山形県県会議事堂は旧県庁舎の西に並ぶ。県庁舎同様に大正5年(1916)に竣工した。設計者は山形県技師田原新之助で顧問は中條誠一郎が参画していた。
煉瓦造で床組や小屋組は木造、屋根はスレート葺。正面は2階建で、議員や参与員の控室、後部は平屋建の議事堂となっている。
昭和59(1984)に旧県庁舎とともに重要文化財に指定された。
《内部》
A camera
B camera
山形市 文翔館 (旧山形県庁舎・旧県会議事堂)
山形県山形市旅篭町3−4−51
大正5年(1916年)竣工 設計者:中條精一郎、田原新之助
昭和59年、国の重要文化財の指定を受ける 文翔館 (旧山形県庁舎・旧県会議事堂)は、イギリスルネッサンス様式を基調とした実にスケールの大きな建造物で、本当に此処が日本かと驚くほどの迫力ある姿である。
明治10年に建てられた初代県令三島通庸の手による庁舎と議事堂を、明治44年(1911年)の山形市北大火により惜しくも焼失してしまったため、直ちに同敷地での復興が計画され翌年より着工、4年の月日をかけて建て直された。
昭和61年より文化庁の補助を受けながら改修工事に入り、当時を忠実に再現しながらの修復工事は10年の月日を経てようやく完成した。
現在は郷土館として地域の市民に貸し出されており、開館日はほぼ予約で埋まった状態でフルに活用されている。
10年に及ぶ改修作業の内容には、意匠の復元ももちろんのこと、構造補強やバリアフリー施設の増設など、今後も長く活用していくという目的に適った工事が盛り込まれており、手入れも良くなされ実に美しい建造物であった。
また広大な敷地には自然の地形のままの段差や傾斜があり、植栽も美しく奥行きある空間美が堪能出来た。
旧県庁
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