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山口県防府市 玉祖神社

Tamanooyajinja Hofu City,Yamaguchi

 

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Feb.13,2016 蒲池眞佐子

玉祖神社(たまのおやじんじゃ)

玉祖神社(たまのおやじんじゃ)は、山口県防府市大崎にある神社。式内社、周防国一宮。旧社格は国幣中社で、現在は神社本庁の別表神社。通称たまっさま。

同市内にある同名の神社3社、および大阪府八尾市にある玉祖神社は当社から勧請を受けたもので、当社はこれら玉祖神社の総本社である。物証はないが、勾玉や管玉を作る集団である玉造部が祖神玉祖命を祀るために創建したと考えられている。

日本書紀によれば、景行天皇が熊襲征伐のために西行する途中、この地の神夏磯媛(かみかしひめ)を長とする一族が神器を捧げ恭順を示し、このとき天皇は玉祖神社で戦勝祈願したという。

社伝によれば、祭神の玉祖命がこの地で亡くなったため、社殿を造営して祀ったのに始まるとされ、附近には玉祖命の墳墓と伝えられる「玉の石屋」がある。平安時代には周防国一宮として崇敬を受け、中世以降も歴代領主から崇敬された。神階は康保元年(964年)に従一位まで昇った。

東大寺再建の用材調達のために佐波川流域を訪れていた俊乗坊重源は、その完成の感謝として建久6年(1195)に玉祖神社に社殿と10町の免田を寄進した。社では重源が加判した「周防国一宮造替神殿宝物等目録」(国・重文)を所蔵している。

(ウィキペディアより)

周防国一ノ宮として由緒深く、御祭神は三種の神器の一つである八坂瓊曲玉(やさかにのまがたま)を造られた玉祖命であります。玉祖命は五伴緒神(いつとものおのかみ)の一柱として中国地方を治められ、ここ大崎の地で歿せられたと伝えられ社殿の北、約五百米にある玉岩窟(たまのいわや)はその墓所と云われています。

 神社の創建はあまりにも古く定かではありませんが、景行天皇十二年西征にあたって戦勝祈願のため宝剣を奉納されたものが今も御神宝として伝わっております。

 仲哀天皇・神功皇后も西征の折ご参拝になり、今の佐野焼の始祖と云われる沢田(さわた)の長(おさ)に三足の土鼎(どてい)(なべ)と(ひらか)(はち)を作らせ米を炊き捧げられ、また軍の吉凶を占われたことに起因すると云う占手神事(うらてのしんじ)も昔ながらに伝えられ厳かに執行されております。

 玉は洋の東西を問わず美しく尊いもので平和のシンボルとされていますが四月十日の玉の祭には全国各地から宝石・眼鏡・時計・カメラ業者が参拝しており、玉の祖神として、また平和の神として崇敬されております。

(玉祖神社由緒より)

重要文化財として防府国一宮造替神殿宝物等目録一巻、重要美術品として九曜巴紋双雀鏡一面、市指定文化財として太刀一口、その他古鏡、文書等多数が収蔵されている

                                                        

黒柏鶏

天然記念物に指定されている黒柏鶏発祥の地とも言われ、境内には顕彰碑が建つ。また、境内で数匹が飼育されている。(ウィキペディアより)

            

宮城森(みやきのもり)

神社の北方300mほどの田んぼの中にポツンとある。玉祖神社付属地。

景行天皇が九州へ熊襲征伐に向かう途中に戦勝祈願した行在所の跡がこの地といわれる。熊襲は熊本南部から鹿児島に勢力を持ち、大和朝廷に服属しなかった勇猛な種族で、日本書記にも登場する。ミヤキノモリともいわれるこの場所は、周防国一の宮・玉祖神社の付属地である。(サンデー山口より)

     

玉の岩屋(たまのいわや)

こちらも神社北方500mほどの田んぼの中にあるが、道路からは見えず、案内板もないため、途中車を置いて、農作業をされている方に聞きながら探すことになった。

長方形の石積土壇の上に石玉垣を造り、中央に石碑が北を向いて建てられている。神社には背を向けている。

周防一の宮の玉祖神社。玉岩屋は玉祖命(たまのいわやのみこと)のお墓。 玉祖命とは、天岩戸(あまのいわと)開きのおり、三種の神器のひとつの八坂瓊曲玉(やさかにのまがたま)を造ったとされ、玉造部の祖神である。邇邇芸命(ににぎのみこと)の降臨に従った五神の1柱。眼鏡・カメラ・時計・宝石などの守護神とされている。

(やまぐちビューなびより)

      

厄神(やくがみ)の杜

玉祖神社の旧鎮座地と言われる。玉の岩屋の北約200m、県道348号の三叉路北側、ダム湖から流れ下る川との間に、石祠が祭られている。名前も何も書かれていないため、通りかかりだけではわかりにくい。

          

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