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山口県山陽小野田市 松井製陶所

Matsui Seitosho,Sanyoonoda city,Yamaguchi
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July 11,2018 蒲池眞佐子

この地域で唯一残っている製陶所。裏にはため池があり、この水を利用していた。

敷地に入る私道には失敗作の陶器のかけらがキラキラと光っている。

    

割った時に色が違うのは焼き方で変わるためであり、中が肌色の場合、中に梅干しを入れた際塩分が外にでやすく、黒いものは塩分が外に出ない。よって、硫酸瓶は黒いもので作っていた。小野田の粘土は焼き方で水の出る量を調整できるのが特徴。

粘土層 

黒い部分は絵具の原料となる

 

明治時代の工場内の天井は土でできている。

        

平成2年まで使用していた平地釜

燃料は木と石炭から重油に変わり、現在はガスを使用している。

この窯で57時間ぐらいで焼きあがる。天井近くの穴は焼き上がりに温度を下げるためのもの。

         

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