山口県山陽小野田市　日本舎密（現：日産化学）

Nihonseimi,Sanyoonoda city,Yamaguchi

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July 11,2018 蒲池眞佐子

旦の登り窯

日本舎密（せいみ）製造株式会社の製造する硫酸瓶や、焼酎瓶を、明治２６年から生産した当時の登り窯。

（せいみ）という名はオランダ語で化学という意味

この地域は石炭層があり、その上に粘土層があったため焼き物に適していた。

また、当時は松の木がたくさん生えていたため、燃料とされ、海に近く、船での運搬が可能であり、焼き物の里として発展した。

日本舎密で肥料、薬品、染料、火薬、金銀の加工に硫酸が使用された為、硫酸を運ぶ瓶をこの地域で製造。

かつては製陶所が２６社あり、ここで生産された硫酸瓶は全国で７０％占めていた。

その後、ポリエチレンなどの新しい容器の発展により、廃れる。

蓋がついているものが硫酸瓶、ついていないものが焼酎瓶

ルブラン法炭酸ソーダ製造装置塩酸吸収塔

日産化学の工場内にある日本化学遺産に認定された塔

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