山口県山口市 旧桂ケ谷貯水池
Kyu Katsuragatani reservoir,Yamaguchi city,Yamaguchi
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Nov.18, 2016 蒲池眞佐子
山口県山口市小郡上郷2915
JR新山口駅転車台
旧桂ケ谷貯水池堰堤が登録有形文化財に指定されたのを記念して、小郡の近代化産業遺産バスツアーが実施された。この堰堤を中心に上水道施設が稼働し始めたころ、JR山口線が益田まで全線開通し、大正14年3月に国鉄宇部鉄道が小郡駅に連結するなど、機関車の運用に大量の水が消費され、鉄道従業員の移住も考えられ、上水道拡張計画が立案された。今回のツアーはそのひとつの要因のJR山口駅の転車台から見学となっている。
SLの石炭が積み上げられた車輌の下半分は水のタンクであるらしい。
東津地区共同栓
街角に給水栓が共用で使えるよう設置された。貯水池を整備しただけではなく、そこに住む住民のために水を供給するために設置され、水道管の終わりには消火栓が設置された。現在は使用されず、1か所のみ残っている。
旧桂ケ谷貯水池堰堤
外部から汚染されないように鉄管などの閉じた導管を使い、人の飲用に適する水を供給する施設として作られた。
羽根越川からの取水と併用され、貯水池と川からの水は羽根越川下流の濾過池を通して浄化され、配水池を経て町内へと運ばれた。
現在は三角の屋根も朽ちてしまっている。
上水道接合井建屋
接合井は水路の屈曲点などに置かれる設備であるが、近くまで行くことはできなかった。建屋の水道施設を表すマークだけが、木々の間から見える。
旧羽根越貯水池堰堤
昭和3年に竣工した半アーチ状のコンクリート重力ダム。桂ケ谷貯水池と比べ、約3倍の貯水量を有する。
現在は崩壊を防ぐために真ん中を切り取られて左右に分かれた形になっている。
資料
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