山口県山口市 中原中也記念館
(Nakahata Chuya memorial museum, Yamaguchi City, Yamaguchi Pref.)
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January 8, 2022 野崎順次
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山口県山口市湯田温泉一丁目11-21
文学史上に大きな足跡を残した近代詩人中原中也は、明治40〈1907>年4月29日、現在の山口市湯田温泉に生まれました。
下宇野令尋常高等小学校、山口師範学校附属小学校から山口中学校に入学。小学校高学年より短歌を制作、雑誌や新聞の歌壇に投稿をはじめます。その後、ますます文学に熱中し、中学3年で落第。立命館中学へ転校のため京都へ移り、高橋新吉や富永太郎の影響を受けて、詩人としての道を歩み始めます。大正14〈1925>年上京。小林秀雄、河上徹太郎、大岡昇平らを知り、昭和4〈1929>年、河上ら友人たちと同人誌「白痴群」を創刊。昭和9〈1934>年には、第一詩集『山羊の歌』を出版し、詩壇に認められるに至りました。「四季」「歴程」「文学界」などの雑誌にも詩を発表。また、フランス詩の翻訳も手がけ、訳詩集『ランボオ詩集』も刊行します。昭和12〈1937>年10月22日、山ロへの帰郷を願いつつ、鎌倉の地で30年の短い生涯を閉じました。自らまとめ、小林秀雄に託した第二詩集『在りし日の歌』は、友人たちの尽力で昭和13〈1938>年4月に刊行されました。その生涯を詩人として生き抜いた中也は、珠玉の詩篇を後世に残し、日本をはじめ海外にも知られ、多くの人々に愛されています。
(本館公式ウェブサイトより)
建築設計者は宮崎浩氏、本件で公開設計競技最優秀賞、日本建築家協会新人賞作品、第28回SDA賞準優秀賞を受賞、また公共建築百選に選定された。
パンフレットなど
建物外部
外部展示
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