山口県山口市 大内人形
Ouchi dolls Yamaguchi city,yamaguchi
Category |
Rating
|
Comment
|
General
|
|
|
Nature
|
|
|
Water | ||
Flower |
|
|
Culture |
|
|
Facility | ||
Food |
June 2016 蒲池眞佐子
山口の地に居を構えた24代大内弘世は京より多くの人を山口に招き、都と同じような街づくりを行い、京の三条家より美しい姫を迎えたが、姫があまりに都を恋しがるので京からたくさんの人形師を呼び寄せ、大内御殿を人形で飾り姫を喜ばせた。町の人々はその御殿を人形御殿と呼び、弘世の愛妻家ぶりを伝えたという。この微笑ましい物語が男女一対の大内人形誕生のものとなっている。長い戦乱にあきあきしていた都の貴族、文化人、芸術家、僧侶が次々に山口に移り住み、華やかな大内文化が生まれることになり、山口は「西の京」と呼ばれるようになった。現在制作している1社によると、現在は創作する職人も高齢などで減り、5社ほどが創作を行っているとのこと。平成元年、大内塗は国の伝統工芸品に指定。指定技法は古代朱を使う、大内文様を漆絵で描く、金箔を貼るかまたは金粉をまぶすこと。
All rights reserved 無断転用禁止 通信員募集中