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山梨県甲府市 山梨県庁周辺(オープンガーデンやまなし)

(Open Garden Yamanashi, Kofu City, Yamanashi Pref.)

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October 23, 2021 野崎順次 source movie

山梨県甲府市丸の内1-6-1

(山梨県庁)周辺地域の活気やにぎわいの創出を図るとともに、歴史と文化の感じられるオープンな空間となるよう、山梨県では県庁敷地を整備しました。多くの皆さまに訪れていただける場となるよう、愛称を「オープンガーデンやまなし」とし、一般開放しています。一年を通して、様々な風景をお楽しみいただけます。
(「やまなしプラザ」ウェブサイトより)

山梨県庁舎別館(旧本館)及び県議会議事堂(共に県指定有形文化財)は、鉄筋コンクリート造で、県議会議事堂は昭和3年(1928)、県庁舎別館は昭和5年(1930)に完成した建物で、県内に残る数少ない公共建築物の一つである。建物の意匠は、西洋の古典的な様式を基調としながら、幾何学形態を多用し、東洋風の意匠を組み合わせるなど清新なもので、重厚な外観に壮麗な内部空間を造り出している。
県庁舎別館の平面形が山の字を型取り、軒瓦の瓦頭の紋様とともに郷土性を表わしている。建築は、東京帝国大学教授で、当時の構造設計の第一人者であり、日本の建築構造学の基礎を築いたといわれる建築学者佐野利器(さのとしかた)が顧問として加わり、指導を受ける中で行われた。
建物内外に使用した花崗岩は塩山産で、マントルピースや階段ホールの独立柱など内装に使用した大理石は道志村で産出されたものである。このように現在ではみられない県内産の資材を使用した意義は大きい。
また、内部では、玄関、各階の階段ホール内部、階段などに三種類の模様の大理石を貼り分けるなど意匠を凝らしたり、重厚な装飾が施されるなど、当時の形式や装飾が偲ばれるものとなっている。
(「山梨の文化財ガイド建造物部」より)

甲府駅前の武田信玄像、駅前通り、現地説明板

     

県文 県議会議事堂 

          

議事堂前の楓の庭、開放感のある芝生広場、県の木である「かえで」が植樹され四季の移ろいを感じることができる。

     

白鳳の庭、本館前庭緑地帯に使われていた樹木や石を移設

     

県文 県庁舎別館(旧本館)

               

玄関内部

        

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