JAPAN GEOGRAPHIC

八戸三社大祭

Hachinohe Sanja Taisai,Hachinohe City,Aomori

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Aug.2008 撮影:中村千恵美

加賀美流騎馬打毬

         


Aug.2009 撮影:瀧山幸伸 source movie

    

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       

                                                          

Aug.2008 撮影:中村千恵美

吹上山車組、最優秀賞獲得&三連覇おめでとー!!!

 

力作揃いの山車をどんな風に撮ろうかって、ファインダーを覗きながらついつい思案しちゃいます。

さてさて、加賀美流騎馬打毬 が始まるまで大分時間がございますので、31日の前夜祭で撮影した写真を簡単に紹介していきたいと思います。

 

まずは・・・

つっかもうぜっ!ドラゴンボールっ!

よくよく山車を見ると、こういう遊び心が溢れる飾りもあって面白いのですよ

 

おおっと、八戸えんぶり の太夫さん達が山車に乗っかってるぅ!

真冬に行われる行事ということで、人形の肩に雪がちゃんと表現されているのが良いですねぇ。

 

はい、そこ! もっと元気良く太鼓を叩いて! そうそう、いい感じだね〜

小学生だからって侮っちゃいけません、むしろ山車のチェックは厳しいのですよ

 

cino(チーノ)の一番上から撮影した、中心街に並ぶ山車の様子。

ガラス越しに撮影したので少しぼやけてしまっていますが・・・ここは意外な穴場かもしれませんよ。

 

7月31日から8月4日まで開催された 八戸三社大祭 前夜祭 の様子です。

八戸三社大祭と八幡馬、どちらも地元の方々に愛されている存在ですよね。

デーリー東北の記事で知ったのですが、期間中で一番入込数が多かったのは前夜祭のようです。

22万人って・・・ほぼ八戸市の人口と同じじゃないですか、すごいなぁ〜

 

市庁前に集まった山車を撮影していたら、何かを担いで前方を通り過ぎていく人たちが。

よくよく見たら、山車に使用する飾りを運んでいるみたいですね。

地震の影響で作業に遅れた組もあったようですし・・・もしかしたらギリギリまでかかっていたのかも?

 

そうそう、前夜祭の会場には「夏まつり キャラバン」と称してお米大使の3人組が訪れていましたよ。

塩町山車組の子供達、ステージが終わったお米大使のモリくんと触れ合い中。

「頭、柔らかいね〜!!!」なんて言いながらお米の部分をナデナデしていました。

 

午後6時にのろしが上がると、各組のお囃子が一斉に開始されました。

毎年のように八戸三社大祭へ来ていますが、あの音色を聞くと何だかじーんとしちゃいます。

八戸市を離れてからもう4年以上になりますが、今でもこのお囃子を聞かないと夏って感じがしませんね。

 

纏の絵柄が入った半纏、めっちゃ格好良いですねぇー!!!

皆さんご存知かとは思いますが、各山車組によってそれぞれ半纏の柄が違うんですよ。

そうそう、今年はまつりんぐ広場に各山車組の半纏が展示されていましたね。

 

威勢良く大太鼓を叩くその姿に1度は憧れた事がある方、多いんじゃないでしょうか。

自分も小さい頃は「引き子としてかだってみたいな〜」と思っていたものです。

結局、一度もかだる事が出来ず・・・だけど、こうして写真に収められるだけでも今は満足ですよ。

 

三日町から十三日町の方へ歩いていると、鍛冶町山車組の下崎さんにお会いしました。

下崎さんといえばえんぶり人形を作っている方というイメージがあるかと思いますが・・・

何と、下崎さんは鍛冶町の山車製作責任者も務めていらっしゃるんですよ。

 

最後に、八戸市庁別館の展望階から撮影した写真を掲載して、記事を終わりにしたいと思います。

実はこの後、突然の大雨&雷が八戸市を襲ってきまして・・・

間一髪でそれを免れたのですが、山車組の人達はずぶ濡れになってしまったそうです(汗)

各山車組の皆さん、雨の降る&暑い中で本当にお疲れ様でした。

 

Aug.2007 撮影/文:中村千恵美

27台の山車の合同運行のみならず、おがみ神社・新羅神社・神明宮の三神社の神輿行列がある、とても大切なお祭りだ。

【2007年八戸三社大祭山車の題名】

1.廿六日町山車組 福寿長久

2.新荒町附祭若者連 川中島の戦い

3.上組町若者連 日本一の桃太郎

4.根城新組山車組 海神新田義貞稲村ヶ崎竜神祈願

5.売市附祭山車組 歌舞伎狂言 「四天王楓江戸粧」

6.吉田産業グループ山車組 かぐや姫 月の宴

7.白山台振興会山車組 初夢縁起

8.下組町山車組 源平盛衰記・落日の平家一門

9.下大工町附祭連中 三国志・諸葛孔明

10.柏崎新町附祭 竜宮玉取姫

11.城下附祭山車組 源平最後の決戦 壇ノ浦〜能登守教経大長刀を振る

12.青山会山車組 西遊記

13.淀山車組 女・七福神

14.朔日町附祭 幻夢義経記〜義経を導く北の星空・北斗妙見尊星王

15.十一日町龍組 スーパー歌舞伎 「新・竹取ものがたり カグヤ」

16.塩町附祭組 蕪島大明神 本地弁財天七福

17.新井田附祭振興会 神々乃舞う八戸えんぶり

18.内丸親睦会 道成寺

19.八戸共作連 日本昔ばなし

20.糠塚附祭組 椿説弓張月

21.長横町粋組 七福神の祝い酒

22.六日町附祭若者連 福徳七神 蕪嶋の舞

23.類家山車組 封神演義

24.十六日町山車組 「日本振袖始」 岩長姫・八岐大蛇

25.鍛冶町附祭若者連 なたの龍王征伐

26.八戸市職員互助会 風林火山・武士の守護神摩利支天と武田の軍師山本勘助

27.吹上山車組 川中島決戦 甲斐の虎「武田信玄」越後の龍「上杉謙信」

28.華屋台

(赤は神明宮、緑はおがみ神社、青は新羅神社)

    

八戸市庁分庁舎の10階は展望フロアになっているんですが、三社大祭の期間中は遅い時間まで解放されていたのを皆さんはご存知でしたでしょうか?

 近くへ行って山車を見るのも悪くないんですが、高いところから山車を見下ろすのもまた良いんですよ。

  

今年の最優秀賞受賞山車組は、吹上山車組 の 川中島決戦 甲斐の虎 『武田信玄』 越後の龍 『上杉謙信』 に決定いたしました!

 

八戸市庁前市民広場に響く、各山車組のお囃子と太鼓の音。八戸の夏は今、最高潮に達しています。

 

こちらは優秀賞を受賞した、新井田附祭振興会 の 神々乃舞う八戸えんぶり でございます。他にも、吉田産業グループ山車組 の かぐや姫 月の宴 が優秀賞を受賞しております。 

八戸三社大祭 前夜祭 の様子を紹介していきたいと思います。

 

白山台振興会山車組 の 初夢縁起 が目を引きました。山車の色合いがすごく気に入ってしまったんです。こんな風に、自分のお気に入りを探しながら山車を見ていくと更に見ごたえがあるかと思いますよ。

 

 『プシューーーーーッ!!!』 という音と共に猪(?)の口から吐き出される白い煙!

 八戸三社大祭の山車は前後左右に広がる仕掛けだけではなく、こうやってドライアイスの煙が勢い良く出されるのもあるんですよ。知らないで前を通り過ぎようとしていた観光客の1人が、その音にひどく驚いていました。

 

最初に出迎えてくれたのは、内丸親睦会 の 道成寺 でした。前夜祭が始まる1時間前から八戸市庁前をうろついていたのですが、既に会場入りしている山車もちらほら見られました。それに伴い観光客も続々と集まってきて、18時頃には平日だというのに沢山の人で溢れ返っていましたよ。

 

市民広場を後にして、三日町の通りへ出てみると・・・他の山車組とは一味違った 六日町附祭若者連 の 福徳七神 蕪嶋の舞 が一際目立っておりました。

 

ライトアップされた山車が、観光客の目をより楽しませてくれました。

 

 

 いが、わのこと「おっがね〜」って思ってらべ!

 

各山車の引き子の皆さん、今年も暑い中よく頑張りました!!!

 

優秀賞を受賞した 新井田附祭振興会 の 神々乃舞う八戸えんぶり が運行されている様子。

 

この牛若丸・・・何だか酔っ払っているように見えるのは気のせいでしょうか?

 もう何度も八戸三社大祭を見てきましたが、牛若丸(=義経)が真っ白い顔で、しかも横側に配置されているのは初めて見ましたよ。 どちらかと言えば主役に位置づけられる歴史上の人物なので、こういうのもアリだな〜と思いながら見ておりました。

 

横側で波に飲まれている俺って一体。。。

 人形が果たしてこんな事を思っているかは定かじゃありませんが・・・山車は正面の豪華さだけじゃなく、両横側や見返りの工夫も要求されますからね。だからこの人形も、脇役じゃなく重要な位置についているということなのです!!!

 

 じゃんがらを手に持ち、シャンと鳴らして歩く淀山車組の手古舞(てこまい)さん。

 手古舞さんと言えば八戸三社大祭のシンボル的存在にもなっていますが、実は他のお祭り(特に関東地方)にも手古舞さんが存在する事を皆さんはご存知でしょうか?

 

歴史の教科書から武士がそっくりそのまんま出てきたような感じですねぇ。

 お通りの見所と言えば、やはり「武者行列」や「稚児行列」といった多種多様な三神社の行列です。まるで現代の“大名行列”ですね。

 

行列の中には、こんな風に可愛らしい衣装を身に纏った稚児さんも。

 

「あれでよく歩けるなぁ!」と、感心してしまうくらい立派に歩いている天狗などがいるんですよ。

 


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