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12月29日(木曜日)
6時半起床。
月は見当たらない。
車の窓はバリバリに凍っている。
川面からは湯気が昇る。朝の湯気は幻想的で素敵だ。
共同浴場を見学。立派な施設だ。
朝6時から営業しているのは素晴らしい。
豊後大野
Bungooono Jinkakuji
周囲360度を見渡す山頂にある密教寺院。山岳宗教に関連し、見晴らしが良いが神秘的な地にある。
東の海、西の久住連山、阿蘇、とにかく展望が良い。
Chinda no taki
雪舟が書いたほど美しい滝。
発電所跡は文化遺産だ。
Koukanbashi
臼杵九重塔
元寺院跡。畑の真中にぽつんとある。
Kinmeichiku
突然変異で模様が入った珍しい孟宗竹の竹薮。
Usuki gorintou
場所がわかりづらい。
再び豊後大野
Osako magaibutsu
ひょうきんな姿の仏様
Inukai magaibutsu
Sugao magaibutsu
どの仏像も活き活きとした表情で美しい。
Ogata magaibutsu
西と東に分かれている。
近所の少女二人が道案内をしてくれた。
Harajirinotaki
まるでナイアガラのミニチュア。
この時期は水が少ないので安心して近寄れる。
水が削った岩の形が興味深い。
水が落下する先端まで近寄って迫力ある影像を撮影することができた。
怖いけれど、水が落ちる様には感動する。
大分
Gotouke residence
山奥にある、農業と林業の庄屋。
ネコが人懐こい。
奥様にお話を伺う。
昔は山林で豊かだった。
今でも牛は現金収入源だ。
Takas sekibutsu
小さくまとまっている。
仏様がSF漫画のような格好をしている。
Oita motomachi sekibutsu
暗くなって、ビデオはうまく撮影できない。デジカメの画像にゆだねる。
この地方には多くの石仏がある。機会を改めて石仏廻りに訪れたい。
さて、今夜の宿は難しい。
別府、湯布院、湯平、3つの候補があるが、食事を考慮し、選択肢が多い別府に決めた。
インター近くの観海寺は、スギノイパレスなど、大型。これは敬遠。
明礬の保養センターには泥湯があるが、泥湯は7時半で終わり。残念。
坊主地獄のぼこぼこ感を撮影して、鉄輪(かんなわ)温泉へ。
鉄輪の温泉街を歩く。山田洋次さんは、「残したい3つの温泉」の一つに挙げているが、それほどでもない。
温泉街で美しいと思うのは、長野の田代温泉。
他には、肘折、銀山、鳴子、草津、城崎、温泉津、俵山、湯平、筋湯などが好きだ。
やまなみハイウェイ沿いの回転すしで食事。
ここのすし屋は、期待しなかったが、入ってびっくり。
いけすにはおいしそうな地物がたくさん。
活きの良いあわび、サザエ、ミル貝を刺身でいただいた。動いているなまこを酢の物に。
タチウオ、関アジ、タイなどの寿司もいける。
一人で寂しいが、舌は大満足なり。
ひょうたん温泉に入る。 砂湯まである温泉センター。
打たせ湯が一番快適。長旅の疲れを癒した。
結果的には、車中泊。
別府は地熱のせいか、湯気もうもうのせいか、寒くない。
百万ドルの夜景は嘘ではない。
この温泉を再評価し、湯布院以上に個人客相手に変身すべきだ。
新婚旅行と銀婚旅行はもちろん、毎年必ず訪れる所として。
個人客向けパッケージをエアラインとタイアップして作製すべきだろう。
今夜は27日の月
月が死に、新しい月が芽生える。