福岡県筑紫野市 筑紫神社
Chikushijinja,Chikushino city,Fukuoka
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撮影日 2010年7月18日と19日撮影
撮影地 福岡県筑紫野市原田 筑紫(ちくし)神社
筑紫神社は「筑紫国」の「国号」筑紫の起源となった神社です。
毎年夏祭りが7月に行われ、茅の輪くぐりをして無事暑い夏を過ごせるようにお参りをします。
今年は7月19日に夏祭りが行われました。
この夏祭りを、18日茅の輪作りから、19日お祭りまでを取材しましたので報告します。
取材を通して感じたのは、お祭りを守っているのは、神社の氏子さん以下地域のシニアの方達の奉仕によるものだと言う事です。
写真01-カヤの刈り取り作業風景
総代さんや地域の区会議員の方達約20名でカヤの刈り取り作業を行う。
写真02-刈り取り作業風景
真夏の照りつける太陽のもと、草刈機で苅取る人、そのカヤをかき集めてる人と手分けして作業が進む。
写真03-刈り取り作業風景
堤の急斜面で刈り取ったカヤを軽トラに積み込む。
写真04-刈り取ったカヤを境内へ運ぶ
軽トラ3台分のカヤを境内の作業場へ運ぶ。
写真05-カヤの荷降ろし
軽トラからカヤを降ろす。皆さん酷暑の中、長袖軍手で作業をおこないます。
写真06-カヤの選別
皆でカヤの根元を揃えて、束を作ります。
写真07-柱作り
大きな青竹にカヤの束を巻き付けて、柱を作る。
写真08-茅の輪作り
竹の輪っかにカヤの束を巻き付けて行きます。
写真09-組み立て作業
カヤを巻きつけた柱と茅の輪を組み立てます。
写真10-組み立て作業
大きな柱を持ち上げて、組み立てるのも一仕事。
やっと、形ができあがりました。
写真11-記念撮影
無事組み立て完了、ご苦労さまでした。
写真12-お祭日当日
夕方、多くの方達が参拝に来られます。
写真13-茅の輪くぐりの参拝者
参拝者が茅の輪くぐりに行列を作ります。
夏祭りは神主さんを先頭にして、総代一同、参拝者が並んで
3回茅の輪をくぐる神事ではじまります。
神主さんは1回目にくぐる時、
「みな月のなごしの祓する人は千年の命のぶといふなり」
2回目は、
「思う事みなつきねとて麻の葉をきりにきりても祓ひつるかな」
3回目は、
「蘇民将来。蘇民将来」
と唱えます。
<蘇民将来(そみんしょうらい)>
近畿を中心に国内に広く伝わる説話で、
昔神様が旅の途中で宿を乞うた裕福な弟は断り、
貧しい兄の蘇民将来は粗末ながら、もてなした。
その後、神様は弟の妻になっていた兄の娘には
茅の輪を付けさせ、それを目印として娘を除く
弟の一族を滅ぼした。
神様はスサノオと名乗り、以後、茅の輪を付けて
いれば疫病を避けることができると教えた。
(ウイキペディアより)
写真14-茅の輪をくぐる参拝者
多くの参拝者が健康で夏を過ごせる様に祈りながら、茅の輪をくぐります。
写真15-夜店の風景
夜店も多くの参拝者でにぎあいます。
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