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福岡県筑紫野市 二日市温泉

Futsukaichionsen, Chikushino city,Fukuoka

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June 2011 末永邦夫

筑紫野市二日市温泉の歴史的魅力(約35分)

【動画】 Movie

正規版-二日市温泉の歴史的魅力01(前編) 

正規版-二日市温泉の歴史的魅力02(後編) 

圧縮版-二日市温泉の歴史的魅力01(前編) 

圧縮版-二日市温泉の歴史的魅力02(後編) 

撮影日 2010年10月〜2011年4月

撮影地 福岡県筑紫野市

【説明】

二日市温泉の歴史は古く、約1300年前に大宰府政庁に勤めていた万葉集の大伴旅人もたびたび訪れていたといわれています。

二日市温泉から九州自動車道の下をくぐると天拝公園にでます。

ここから天拝山(258m)山頂まで約30分程で登れます。

菅原道真公が山頂で自分の無実を天に訴えたと云われています。

当時二日市温泉は、「芦田の湯」または「次田(すいた)の湯」と呼ばれていました。

江戸時代には黒田藩主のための御前湯も設けられ、これを管理する温泉奉行が住んでいました。

また、明治維新時、尊王攘夷派の五卿が約3年ほど太宰府で過されています。このため、筑紫野市には五卿が訪れた折に読まれた歌やお手植えの松など記念の品々が数多く残されています。

明治以降は「むさし温泉」、昭和に入って「二日市温泉」と呼ばれ、博多の奥座敷としてにぎわって来ましたが、現在はなんとか温泉街の面影を残しています。

このビデオは、身の回りに有る歌碑や当時の面影を残す景観を今の内に記録するために、久芳(くば)観光協会会長のご協力により作成することができました。

 

なお、作成にあたり

 解説 久芳康紀氏(筑紫野市観光協会会長)

 取材 二日市八幡宮

 協賛 筑紫野市観光協会

 ナレーター 橋本奈視さん(身近な歴史:お話会)

 企画 井上初恵さん(身近な歴史:お話会)

のご協力を得ました。

また、地図データはGoogleマップを利用させて頂きました。 

 

【写真】

写真01

 天拝山と二日市温泉

写真02

 JR二日市駅を起点に二日市温泉近辺を散策します。

写真03

 この鳥居は天拝山のふもとに有る「御自作天満宮」への参道に、明治35年、菅公没後1000年を記念して、むさし温泉の10軒の旅館の浄財により建立された。

写真04

 この時、西鉄二日市駅踏み切り前には、石灯篭が奉納された。

写真05

 「御自作天満宮」は天拝山のふもとに有り、ここには全国唯一、菅原道真公が自分の姿を刻んだ坐像が奉ってあります。

 ご開帳の時のみ、その坐像を拝見できます。

写真06

 「御自作天満宮」への階段近くに「紫藤(しとう)の滝」があります。

 菅公が天拝山へ登る時、ここでみそぎをし、山頂に登って無実を訴えたとされています。

写真07

 菅原道真公が詠まれた漢詩「故郷を離れて数ヶ月が経つた。。。。」

 は鳥点(ちょうてん)文字で書かれています。

 

写真08

 「天神様の径」。天拝山に登るにはこの道の他「開運の道」などが有ります。

写真09

 東久世通禧(ひがしくぜみちとみ)公の歌碑

写真10

 三条実美(さんじょうさねとみ)公の歌碑

写真11

 四条隆謌(しじょうたかうた)公の歌碑

写真12

 三条西季知(さんじょうにしすえとも)公の歌碑

写真13

 東久世通禧(ひがしくぜみちとみ)公の歌碑

写真14

 壬生基修(みぶもとなが)公の歌碑

写真15

 大伴旅人(おおとものたびと)の歌碑

写真16

 夏目漱石の歌碑

写真17

 むさし温泉湯町音頭の歌碑

 招く湯煙 宰府の梅に

 観世音寺の鐘の声

 月は天拝山、紅葉はかまど山

 むさし温泉うたどころ

 湯町湯上りやパンポコポ

 

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