福岡県福岡市 ニホンアカガエルの産卵
Nihonakagaeru,Fukuoka City,Fukuoka
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Jan.2010 末永邦夫
2010年1月28日撮影
地域の自然を注意深く観られているMさんから、ニホンアカガエルが産卵中 との情報が寄せられました。
エ〜ッ!カエルさんは冬眠中では?とビックリしながら、寒風吹きすさむ中、さっそく夜間撮影に行ってきました。
真っ暗な中、鳴き声はすれども姿は見えず。
また、横の道路を通るクルマの音がうるさくて、カエルの鳴き声も良く聞き取れません。
と、言うわけで、ナイトショット(白黒)での撮影となり、名前のアカガエルは表現できませんでした。
しかし、宅地造成のわづかな場所で、ニホンアカガエルは命をつなげていたのです。
【ニホンアカガエルとは】
体が赤っぽいニホンアカガエル。冬に産卵し、春まで冬眠します。
かっては、里山の田んぼや湿地帯で普通に見られた体長約6cm位のカエルです。
しかし、宅地造成などで棲息地が急激に減少し、福岡県では現在、絶滅危惧種Ⅱ類に指定されています。
写真01 ニホンアカガエルの卵塊
写真02 福岡市のベッドタウンの新興住宅地
丘陵地が宅地に造成されて行きます。
写真03 造成地の空き地にはススキの枯れ草や窪地には水溜りができています。
写真04 夜になると、この水溜りにニホンアカガエルのオスが現れました。
写真05 オスはメスが現れるのをしんぼう強く待っています。
写真06 翌日の昼、ふたたび現地へ行きました。
写真07 水溜りにはニホンアカガエルの卵塊がありました。
写真08 卵塊の周りには、ミジンコの様なものが泳ぎまわっていました。
写真09 産卵が終わったカエルは再び冬眠に戻ったようです。
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