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群馬県片品村 丸沼、菅沼、大尻沼 

Marunuma, Suganuma,Ojirinuma ,Katashina village,Gunma

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利根郡片品村大字東小川字根子地先 丸沼堰堤 重文 近代/産業・交通・土木 昭和 昭和6(1931) バットレス式鉄筋コンクリート造堰堤、堤長88.2m、堤高32.1m、高欄付、導水路・上流側コンクリート造擁壁及び下流側左岸石造擁壁附属 20031225


Oct.2020 柴田由紀江

丸沼

                    

 

丸沼高原

                     


July 12,2016 瀧山幸伸

丸沼

   

菅沼

  


May 26,2013 瀧山幸伸 source movie

                 

                     


Aug.2011 田中康平

丸沼堰堤(丸沼ダム)及び大尻沼

Marunuma Dam and Ojirinuma ,Katashina village,Gunma

群馬県利根郡片品村大字東小川

2011.8.15撮影

丸沼堰堤 (まるぬまえんてい)

国重要文化財 土木学会選奨土木遺産

バットレス式鉄筋コンクリート造堰堤、堤長88.2m、堤高32.1m、高欄付、

導水路・上流側コンクリート造擁壁及び下流側左岸石造擁壁附属

丸沼堰堤は,利根川水系小川の上流域で連珠湖をなす,丸沼と大尻沼の狭窄部に築造された水力発電用貯水池堰堤である。

 上毛電力株式会社による丸沼貯水工事の一環として,内務省土木試験所長の物部長穂の設計に基づき,昭和3年着工,昭和6年に竣工した。堤頂長88.2m,堤高32.1mのバットレス式鉄筋コンクリート造堰堤である。

 厳しい立地及び地質条件の克服のため,資材の減量と躯体の軽量化を実現したバットレス式堰堤として,我が国を代表する遺構である。

 大規模かつ技術的完成度の高い構造物であり,近代鉄筋コンクリート造河川構造物の一つの技術的到達点を示すものとして重要である。

基本設計は当時の内務省土木試験所長、物部長穂氏による。

(国指定文化財等データベース解説文および現地掲示による)

丸沼は本来白根山の溶岩によりせき止められて出来た自然湖ですが、発電用貯水池として活用するため1931年(昭和6年)丸沼ダムが建設され有効貯水量1150万立方メートルの貯水池となりました。丸沼ダムの下に大尻沼が形成されており、大尻沼から取水されて下流の一の瀬発電所(昭和12年完成)で10300kwの電力が得られています。更に一の瀬発電所の下流からすぐ取水されて白根発電所(昭和29年完成)で10300kwが発電されています。

一方 丸沼湖畔にも丸沼発電所(昭和14年完成)があり更に上の菅沼の水を導水して4300kwの発電を行っており、菅沼、丸沼、大沼尻は全てつながっていることになります。

国道120号線沿いの入り口脇に駐車場所あり、遊歩道を下るとダムそばの大尻沼湖畔に出ます。対岸へ渡るボートが設置してあり、ロープを手繰ってボートを動かことができます。対岸の遊歩道は静かで心地よい散策が出来ます。この日はミヤマカラスアゲハの群れも見られました。

                            

大尻沼西端の取水口は国道120号線沿いにあり、養殖されている鱒の群れも見ることが出来ます。

           


Oct.2008 瀧山幸伸 source movie FAQ

大尻沼 丸沼堰堤

Ojirinuma, Marunuma dam

            

                                 

丸沼

Marunuma

                                                          

菅沼

 

金精峠

    


菅沼

Suganuma

Oct 2005 瀧山幸伸 source movie FAQ

   

丸沼

Marunuma

Oct 2005 瀧山幸伸 source movie

  

丸沼堰堤(丸沼ダム) 重文

Marunuma dam 

       

丸沼の朝

Marunuma morning

June 2004 瀧山幸伸  source movie

        

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