JAPAN GEOGRAPHIC

広島県廿日市市 宮島

Miyajima、Hatsukaichi city,Hiroshima

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廿日市市宮島町1-1 厳島神社 本社本殿、幣殿及び拝殿 国宝 近世以前/神社 鎌倉前期 "元亀2(1571)(本殿)仁治2(1241)(幣殿)仁治2(1241)(拝殿)" "本殿 桁行正面八間、背面九間、梁間四間、一重、両流造、檜皮葺 幣殿 桁行一間、梁間一間、一重、両下造、檜皮葺 拜殿 桁行十間、梁間三間、一重、両端すがる破風付入母屋造、檜皮葺、背面両端庇間付" 玉垣、本社内侍橋 18990405 19520329

廿日市市宮島町1-1 厳島神社 本社祓殿 国宝 近世以前/神社 鎌倉前期 仁治2(1241) 桁行六間、梁間三間、一重、入母屋造、妻入、背面屋根に接続、檜皮葺 高舞台、平舞台、左右楽房、左右門客神社本殿、棟札4枚 18990405 19520329

廿日市市宮島町1-1 厳島神社 摂社客神社本殿、幣殿、拝殿 国宝 近世以前/神社 鎌倉前期 仁治2(1241) "本殿 桁行五間、梁間四間、一重、両流造、檜皮葺 幣殿 桁行一間、梁間一間、一重、両下造、檜皮葺 拝殿 桁行九間、梁間三間、一重、切妻造、両端庇屋根付、檜皮葺" 玉垣 18990405 19520329

廿日市市宮島町1-1 厳島神社 摂社客神社祓殿 国宝 近世以前/神社 鎌倉前期 仁治2(1241) 桁行四間、梁間三間、一重、入母屋造、妻入、背面拝殿屋根に接続、檜皮葺 18990405 19520329

廿日市市宮島町1-1 厳島神社 廻廊 国宝 近世以前/神社 桃山 "永禄-慶長(1558-1615)" 折曲り延長四十五間、一重、切妻造、檜皮葺 棟札19枚 18990405 19520329

廿日市市宮島町1-1 厳島神社 廻廊 国宝 近世以前/神社 桃山 "永禄6-慶長7(1563-1602)" 折曲り延長六十二間、一重、東端切妻造、西端唐破風造、檜皮葺 18990405 19520329

廿日市市宮島町1-1 厳島神社 朝坐屋 重文 近世以前/神社 江戸前期 江戸前期 桁行八間、梁間四間、一重、右側面切妻造、左側面入母屋造、檜皮葺 18990405

廿日市市宮島町1-1 厳島神社 能舞台 重文 近世以前/神社 江戸中期 延宝8(1680) 桁行一間、梁間一間、一重、切妻造、妻正面、檜皮葺 橋掛及び能楽屋 18990405

廿日市市宮島町1-1 厳島神社 揚水橋 重文 近世以前/神社 桃山 桃山 18990405

廿日市市宮島町1-1 厳島神社 長橋 重文 近世以前/神社 桃山 桃山 18990405

廿日市市宮島町1-1 厳島神社 反橋 重文 近世以前/神社 室町後期 弘治3(1557) 擬宝珠高欄付 18990405

廿日市市宮島町1-1 厳島神社五重塔 重文 近世以前/寺院 室町中期 応永14(1407) 三間五重塔婆、檜皮葺 19000407

廿日市市宮島町1-1 厳島神社摂社大元神社本殿 重文 近世以前/神社 室町後期 大永3(1523) 三間社流造、板葺 宮殿3基、銘札2枚 19490218

廿日市市宮島町1-1 厳島神社摂社大国神社本殿 重文 近世以前/神社 室町後期 室町後期 桁行三間、梁間四間、一重、切妻造、妻入、檜皮葺 18990405

廿日市市宮島町1-1 厳島神社摂社天神社本殿 重文 近世以前/神社 室町後期 弘治2(1556) 桁行三間、梁間三間、一重、入母屋造、妻入、背面庇付、檜皮葺 宮殿1基、渡廊1棟、棟札1枚 18990405

廿日市市宮島町1-1 厳島神社多宝塔 重文 近世以前/寺院 室町後期 大永3(1523) 三間多宝塔、こけら葺 棟札1枚 19010802

廿日市市宮島町1-1 厳島神社大鳥居 重文 近世以前/神社 明治 明治8(1975) 木造両部鳥居 棟札2枚 18990405

廿日市市宮島町1-1 厳島神社宝蔵 重文 近世以前/神社 室町中期 室町中期 桁行二間、梁間一間、校倉、寄棟造、檜皮葺 棟札1枚 19490218

廿日市市宮島町1-1 厳島神社末社荒胡子神社本殿 重文 近世以前/神社 室町中期 嘉吉元(1441) 一間社流造、檜皮葺 棟札1枚 19040218

廿日市市宮島町1-1 厳島神社末社豊国神社本殿(千畳閣) 重文 近世以前/寺院 桃山 天正15(1587) 桁行正面十三間、背面十五間、梁間八間、一重、入母屋造、本瓦葺 棟札2枚 19100829

廿日市市宮島町滝町235 林家住宅(広島県佐伯郡宮島町) 主屋 重文 近世以前/民家 江戸中期 "元禄16(1703)頃(居室部)江戸後期(座敷部)" "居室部 桁行13.9m、梁間14.3m、入母屋造、妻入、西面千鳥破風付、桟瓦葺、西面庇鉄板葺 座敷部 桁行8.6m、梁間8.6m、切妻造段違、西面居室部に接続、桟瓦葺" 19780121

廿日市市宮島町滝町235 林家住宅(広島県佐伯郡宮島町) 表門 重文 近世以前/民家 江戸中期 元禄16(1703) 一間薬医門、こけら葺、両袖付、桟瓦葺 19780121


Nov.27,2023 瀧山幸伸 source movie

 

今回は紅葉谷川庭園砂防施設(重要文化財)の調査と周辺の紅葉を探索した。

往路

                     

厳島神社周辺

          

 

紅葉谷川庭園砂防施設(重要文化財) 第一堰堤から第五堰堤まで往復

                                                                         

帰路

                                                  

 

                                               

宮島口の牡蠣

  


Mar.2023 酒井英樹

 

紅葉谷川庭園砂防施設 (重要文化財)
 
 紅葉谷側庭園砂防施設は、宮島の弥山を源流とし厳島神社付近で広島湾にそそぐ紅葉谷川に築かれた砂防施設。
 枕崎台風(昭和20年9月)による被災に対して災害復旧事業として広島県が建設
 紅葉の名所である紅葉谷公園にある全長約700mの流路工で、岩盤が露出した個所と野面積で構成され、コンクリート構造物を露出しない構造となっている。
                                                          


August 15, 2021 野崎順次 source movie

宮島町の街並み
(Townscape of Miyajima, Hatsukaichi City, Hiroshima Pref.)

廿日市宮島町重要(答申中)伝統的建築物群保存地区

宮島の対象地区は、厳島神社周辺の、海岸と弥山(みせん)原始林に挟まれた一帯。江戸時代から昭和20年代までの伝統的な町家や社家住宅が立ち並ぶほか、街路で区切られた町割りは戦国時代に由来し、江戸時代後期までに整えられた敷地区画の地割(ちわり)が残っている。観光客がそぞろ歩く宮島表参道商店街は対象地区に入っていない。
宮島は1952年、文化財保護法に基づく国の特別名勝・特別史跡に指定。96年には厳島神社が世界遺産に登録された。市は2019年に今回の重伝建地区の同じ範囲を市伝統的建造物群保存地区に指定し、町並み保存に力を入れていた。広島県内の重伝建は4地区目。
文化審は答申で、平清盛や戦国時代の毛利氏の庇護(ひご)を受けて発展した厳島神社の周辺に栄えた門前町の歴史的風致をよく伝えている、と評価した。
(中国新聞デジタル 2021/5/21 23:07より)

お盆休み、西日本を襲ったゲリラ豪雨の合間に宮島町を訪れた。今秋には正式に重伝建地区に選定される。

新幹線で岡山から広島へ。少しおさまったとはいえ、河川の水量が非常に多い。

          

山陽本線が線路設備の点検などのため終日運転見合わせだった。そこで時間はかかるが、路面電車で宮島口まで行った。

               

フェリーで宮島へ

                        

パンフレットと現地説明板

         

宮島桟橋から左手の道をとりトンネルを過ぎると重伝建地区に入る。

           

町屋通り

                                   

幸神社あたり

      

町屋通りに戻って、五重塔が見えてくる。

       

誓真釣井

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紅葉谷、ロープウエー方面へのトンネル

   

トンネルへは行かず、海辺へ(重伝建地区外)

           

厳島神社沿いに宝蔵までまわる。

                       

重伝建地区に戻る。滝小路を行く。神職の居宅や古い屋敷がある宮島で一番古い町である。

        

棚守屋敷跡

    

国重文 林家住宅表門 江戸中期/1703
一間薬医門、こけら葺、両袖付、桟瓦葺
林家は古くから厳島神社の神官を勤め、宮島三家の一である。主屋は入毋屋造、妻入、桟瓦葺で、正面の意匠はいかにも社家らしい雰囲気をもつ。表門は小さな一間薬医門であるが、正規の手法になる。建築年代が古く、全国的にも数少ない社家の貴重な遺例の一つである。 
屋敷割や石垣、庭園などもよく残っているので、土地を含めて指定する。

           

滝小路を進み、大聖院の手前でUターンし谷川の流れに注目後、北側の路を海側に下る。

                 

宝物館(国登文)や大願寺のあたり、ちょっとした広場である。昼食に冷やしうどんを食べた。

       

宮島歴史民俗資料館(別途参照)のあたりの通り

               

大願寺前に戻り、御手洗川沿いから大聖院への路をたどる。

      

景色がいいというもみじ歩道(重伝建地区外)を上り、平松茶屋の展望台(天皇陛下御展望の地)から眺望する。

               

重伝建地区の柳小路を下る。

         

帰途、海辺の厳島神社参道から桟橋、フェリーで渡り、路面電車宮島口駅へ

                    


May 30, 2021 瀧山幸伸 

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重要伝統的建造物群保存地区の調査

  

宮島口から宮島へ

                            

 

      

町家通りへ

                

町家通りを西へ

                                                                                                             

厳島神社方面へ

                               

 

荒胡子神社周辺

                                   

 

厳島神社

                                                                                                                                                                                                                                                                                       

 

大願寺

         

歴史民俗資料館方面へ

                                                       

御手洗川河口

          

清盛神社

   

西松原

         

多宝塔へ

                                

多宝塔

                

大聖院へ

                    

大聖院

                                 

滝小路と林家

                                                        

 

大聖院から大願寺方面へ

               

 

大願寺から宝物収蔵庫方面へ

                        

 

宝物収蔵庫

    

三翁神社

  

厳島神社

               

五重塔、千畳閣周辺

                                                                                                  

光明院

  

 

   

展望台

        

桟橋方面へ戻る

        

                             

 

 

 


Aug.30,2016 瀧山幸伸

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厳島神社

Itsukushima jinja

                                                                                       

弥山

Misen

                                                    

                      

ナイトクルーズ

Night cruise

                                        

厳島神社

Itsukushima jinja

                             

                                                                                        

                            


June 2016 酒井英樹

林家住宅

 広島県廿日市市

 撮影:1994年1月

 林家は厳島神社の神官で、いわゆる宮島三家のうち上卿職(記録を行う職)を代々務めてきた家である。

 屋敷は神宮寺大聖院に至る参道の東側にあり、全面には石垣を築き敷地は奥行が深く、背後は山に続いている。

 建築年代については、表門に元禄16年(1703)の祈祷札があり、主屋もそのころの建築と思われる。

 主屋は入母屋造、妻入の居室部とその背面北寄りに突き出させた座敷部からなり、屋根は桟瓦葺としているが、勾配はゆるく当初はこけら葺で遭った可能性が高い。

 正面の式台に木連格子の千鳥破風を付ける。

 表門は間口1.98mの小規模な薬医門でこけら葺である。

 林家は主屋正面の意匠や表門に社家らしい雰囲気を持ち建築年代が古く全国的に貴重な社家の遺構として貴重で国の重要文化財に指定されている。

<主屋>

 居室部 正面13.9m、側面14.3m、入母屋造、妻入、西面千鳥破風付、桟瓦葺、西面庇 鉄板葺

 江戸時代中期[元禄16年(1703)頃]

 座敷部 正面8.6m、側面8.6m、切妻造段違、西面居室部に接続、桟瓦葺

 江戸時代後期

  

<表門>

 1間薬医門、両袖付、こけら葺

 江戸時代中期[元禄16年(1703)]

 


Jun.23.2014 中山辰夫

宮島

厳島神社

世界遺産

大鳥居 

国重要文化財 平安時代から8代目。主柱は宮崎県と香川県のクスノキが使われた。

           

参道商店街(清盛通り)

世界一の大杓子・宮島書き・宮島彫り・宮島ロクロ細工・宮島風鈴・紅葉饅頭そしてアナゴめしの店が並ぶ。

宮島の杓子は、18世紀の終わりごろ、僧・誓真が特に収入のない島民に産業をと弁財天の琵琶の形ヲヒントに考案したもの。

        

境内付近

           

いよいよ昇殿

国重要文化財の社殿が立ち並ぶ。

反橋(国重要文化財・室町時代)は修復中

                  

五重塔

国重要文化財 1407(応永14)年の創建 檜皮葺 

                   

千畳閣(豊国神社)

国重要文化財 豊臣秀吉が戦没将士を慰霊するため、1587(天正15)年安国寺恵瓊に命じ建立した大経堂。その広さから俗に千畳閣と呼ばれる。1872(明治5)年豊国神社となる。

                  

大願寺周辺〜護摩堂

厳島神社の修理、造営を明治維新まで司ってきたのが当寺院。1866(慶應2)年徴収との戦いの時、勝海舟がここで長州藩士と会談した。

          

宝物収蔵庫

国登録有形文化財 1934(昭和9)年に耐火性を考慮し、鉄筋コンクリートで造られた。当時としては画期的なものだった。

         

多宝塔

国重要文化財 創建は523(大永3)年 高さ15.6m 純和風様式を基調に、天竺様や唐様の手法も取り入れ、塔の下層の方形、上層は円形と形が異なる。

           

歴史民俗資料館

国有形登録文化財 江戸時代の建築である旧江上家の母屋と土蔵を保存。国登録文化財 付近には比較的古い古い屋敷が残る

    

大聖院

廿日市市宮島町210

宗派:真言宗御室派 本尊:十一面観世音菩薩

緑深い弥山の麓にある真言宗御室派の大本山で、明治の神仏分離迄厳島神社の別当職として祭を司ってきた宮島随一の名刹である。又皇室との縁も深く、明治天皇の行在所となっていた。

本尊波切不動明王は戦勝と、海上安全を祈願した秀吉公の念持仏でもあった。

現在、厳島神社の恒例行事である玉取延年祭(旧暦7月18日)や、大晦日の鎮火祭は当山から始まったもので、神仏習合の密接な関係が伺われる。

位置案内

   

仁王門

大聖院の表玄関 仁王尊を安置

                 

御成門 

総ヒノキ、唐破風造、僧桧皮の勅使門

     

観音堂 

大聖院で最も大きな建物。行基作の本尊・十一面観世音菩薩が安置されている。

弥山開創1200年記念事業の一環として平成18年秋に建立された、ダライダマ法王による開眼の金色の弥勒菩薩が公開されている。

            

勅願堂 

鳥羽天皇勅願道場で本堂である。波切不動明王を祀る

豊臣秀吉が朝鮮出兵の際に必勝・海上安全を祈願した念持仏で、天下統一後に奉納された波切不動明王を本尊としている。

              

極楽観音堂

  

大師堂 

大聖院本坊最古の建物 大聖院の開基であり、真言宗の開祖である弘法大師空海を祀る。

    

遍昭窟 

あまねく(遍)てらす(照)道場 四国四十八ケ霊場の本尊が安置され、砂がうめてある

   

八角万福堂 

福の七福神を祀る。宮島七福神としても名高い。

       

阿弥陀堂

 

摩尼殿

弥山の守護神・三鬼大権現の本坊御祈祷所。

三鬼大権現は大小の天狗を従え、強大な神通力で衆生を救うとされる全国唯一の鬼神で、初代総理大臣の伊藤博文も篤く信仰したといわれる。摩尼は福寿とも訳し、幸せな日々の暮らしと健康・長寿などを願う参拝者が絶えない。

          

遠景

    

包丁塚

  

大聖院案内

  

弥山(みせん)

広島県廿日市市宮島町

弥山は宮島(厳島)の中央部にある標高535 mの山。古くからの信仰の対象になっている。山頂には展望台「宮島弥山展望休憩所」がある

伊藤博文は「日本三景の一の真価は頂上の眺めにあり」と絶賛した。

瀬戸内海および島全体として、瀬戸内海国立公園内に位置しており、弥山の山麓は、ユネスコの世界遺産「厳島神社」の登録区域の一部となっている。

北側斜面には、国の天然記念物となっている「弥山原生林」が存在する。

 

平安時代の大同元年(806年)に空海(弘法大師)が弥山を開山し、真言密教の修験道場となったと伝えられる。

山頂付近には御山神社、山頂付近から山麓にかけては大聖院の数々の堂宇、裾野には厳島神社を配し、信仰の山として古くから参拝者が絶えない。

山名については、山の形が須弥山に似ていることからという説や、元は「御山」(おやま、みやま)と呼んでいたのが「弥山」となったという説などがある。なお、山頂にある三角点の名称は「御山」である。

登頂経路は3ルートあるが、今回は紅葉谷駅から宮島ロープウエーに乗り、獅子岩駅で下車し山頂に登った。

紅葉谷公園・駅付近〜榧谷駅付近

ロープウウェイは循環式と交走式の種類の方式を採用。運行時間は約1分間(榧谷駅まで)と約4分間(獅子岩駅まで)である。

           

獅子岩駅までの遠景

    

獅子岩駅展望台 瀬戸内海が一望できる

    

登山ルート

 

登山開始

山頂までは約30分の徒歩とされる。大きな岩がゴロゴロ横たわる傍を歩く。途中、弥山原生林石碑と原生林の入口に出会う。

        

先へ進む 歩き辛い。途中は岩、岩、岩、眺望はいい。

    

道から少し外れた所に閼伽井堂がある。目指す頂上。

   

社が見え隠れする。

    

不消霊火堂

弘法大師修行当時から燃え続けている聖火で、ここにかかる大茶釜の霊水は、万病に効くとされる。広島平和記念公園の平和の灯の元火の一つとなった。

       

本堂 

本尊:虚空蔵菩薩、脇に不動・毘沙門天を祀る。平清盛・足利義尚・大内義隆・福島正則など勇将の信仰が深かった。

    

宗盛の梵鐘

国重要文化財

本堂に安置されている。平清盛の三男・平宗盛の寄進による。撞座や龍頭などの形式が平安時代の特色を伝える。

  

三鬼堂 

三鬼大権現は弥山の守護神である。日本出唯一鬼を神として祀る。

  

伊藤博文公と弥山

伊藤博文は三鬼大権現の信仰深く、度々参籠し、特に頂上からの景観を広く内外人に知らせるべきと、当時7千円の浄財を出されて、現在の登山道がつけられた。弥山本堂と三鬼堂の掲額は博文公の直筆である。

観音堂・文殊堂をへて頂上へ向かう。巨岩が顔を並べる。巨岩は奇怪な形をしたものが多く、夫々名前が付けられているようだ。

        

いよいよ山頂も近い。

    

なんと山頂は岩ばかりである。 弥山 標高535m

    

弥山展望台休憩所

平成25年完成。屋上周りニスギを使い、宮島の雰囲気に調和させた。屋上からは360℃パノラマで景色がである。

         

獅子岩駅から歩いて約30分と案内にあったがちょっと無理だった。もっと遠くにも感じられた。かなり体力を消耗した。

 

 


Feb.2012 田中康平

Dec.25, 2011 午後 撮影

世界遺産(厳島、厳島神社)、国宝(厳島神社)重要文化財(厳島神社能舞台・反橋・他、五重塔、大鳥居、豊国神社本殿 他)

フェリーが宮島口より頻繁に発着し来訪客が絶えない。大鳥居は浜に根付いた大木で作られたようにも見えるが置かれているだけで自重で建っているといわれる。現在の鳥居は明治8年に再建されたもの。

厳島神社は593年創建といわれ宗像三女神を祀る、後に平清盛が1146年 安芸守に任官、平家の氏神となる。

西日を浴びた姿が美しい。

国指定文化財等データベース解説文(厳島神社):

本社は厳島神社の中心建物であり、海上に展開する社殿群の中核をなす。祓殿の左右から出て、曲折しながら東西にのびる廻廊に沿って附属舎が配置されている。

 本社の各建物は海中の大鳥居と軸線を揃え、前方に突出する縦長の祓殿、その背後に接して横長の拝殿、その奥に同じく横長の本殿を並行して配する。拝殿と本殿の間は幣殿でつなぎ、H字型の棟をもつ一棟の建物とし、祓殿の屋根も拝殿に接続させて全体が一連の屋根の下に覆われる。

 拝殿、祓殿は1223年(貞応2) の火災後、1241年(仁治2) の造営時に再建されたもの、本殿は1569年(永禄12)におきた流血事件で汚されたとして、 1571年(元亀2) に毛利輝元により再建されたものである。

 後の時代の再建にもかかわらず、本社の建造物群は、平安時代、平清盛によって造営された社殿の雰囲気をよく伝えていると考えられる。すなわち、各建物は伸び伸びと広がる軒の線と柔らかな屋根面、床、長押、頭貫などの水平線が強調されて、全体に落ちついた優美な印象を与えるが、ひとつひとつの部材を子細に観察すると、太くたくましい柱や組物、力強い架構に支えられていることがわかる。奈良時代以来の伝統を受け、構造体として堅固に組み上げられた建築本体と、建築表現としての優美さが混在するところに平安時代建築様式の特徴があらわれている。そのほか、祓殿正面中央の軒を一段切り上げるのは、平安時代に好んで使用された、主要な正面をあらわす手法であり、細部では、架構の方式、蟇股の形式、破風の曲線などに平安時代の特徴を残している。

 祓殿前面には平舞台が広がり、東西の廻廊からも板敷きが伸びて平舞台に取り付く。平舞台は前面中央部を岬状に突出させ、その付け根近くの左右、平舞台前面に門客神社、さらにその外側左右に楽房を配する。 祓殿前の平舞台上には四方に高欄をまわした漆塗の高舞台が設けられる。この舞台で演じられる舞楽も遠く平安時代に都からこの地にもたらされたもので、代々の厳島神社の神官が一千年以上も守り伝えてきた。摂社客神社は本社の建造物群の東北方にあり、軸線を東西にとって西向きに建つ。社殿群の構成は縦長平面の祓殿を前面に置き、その奥に横長平面の本殿、拝殿を並列させ、本殿、拝殿を幣殿でつなぎ、社殿全体を一連の屋根で覆うことは本社と同様であるが、社殿全体の規模は本社本殿が桁行9間であるのに対し、客神社では桁行7間と、ひとまわり小さい。

 また、客神社では、廻廊が拝殿と祓殿の取り合い部分を通路のようにして通り抜けており、祓殿前面は直接海面に面していて平舞台にあたる板敷きがない。

 客神社の各建物は、いずれも1223年(貞応2) の火災後、1241年(仁治2) の造営時に再建されたものとみとめられるが、一部に中世の修理と見られる改造がある。様式的な特徴は本社と等しい。

                                                                                                          


Dec.2011 瀧山幸伸

宮島サービスエリアからの夜明け

       


Dec.2010 川村由幸

所在地:広島県廿日市市宮島

訪問日:Dec.9,2010

宮島に宿を取り、夜の海から厳島神社を参拝し、早朝には陸から再び参拝しました。

訪問した日は大潮で、夜は船で大鳥居をくぐり、早朝は、すかっり潮が引いた砂浜を徒歩で大鳥居をくぐりました。

世界遺産の厳島神社を堪能しましたが、唯一、海面に立つ厳島神社を参拝できなかったのが心残りです。

                                                      


Oct.2008 撮影:小出正

 

獅子岩展望台からの瀬戸内の眺め

 


May. 2008 瀧山幸伸

宮島の朝 その1 source movie

Miyajima morning No.1

宮島の朝 その2 source movie

Miyajima morning No.2

   

宮島口桟橋〜宮島

Miyajimaguchi - Miyajima

              

厳島合戦跡

Itsukushima kassen ato

      

御笠の浜

Mikasanohama

     

大鳥居

Otorii

             

厳島神社 広域景

Itukushima jinja wide view

        

     

    

摂社客神社本殿、幣殿、拝殿

Sessha Kyaku jinja Honden, Heiden, Haiden, Haraiden

                            

本社本殿、幣殿、拝殿、祓殿

Honsha Honden, Heiden, Haiden, Haraiden

                             

揚水橋

Agemizubashi

   

朝座屋

Chozaya

  

東廻廊

Higashi Kairou

      

右楽房、左楽房右門客神社、左門客神社

Ugakubou, Sagakubou,Umon Kyaku jinja, Samon Kyaku jinja

      

高舞台、平舞台

Takabutai,Hirabutai

        

西回廊

Nishi Kairou

          

能舞台

Noh butai

           

厳島神社摂社大国神社本殿

Sessha Okuni jinja

  

厳島神社摂社天神社本殿

Sessha Tenjinja

        

長橋

Nagahashi

      

反橋

Sorihashi

       

西松原

Nishi Matsubara

            

清盛神社

Kiyomori jinja

 

御手洗川

Mitaraigawa

  

歴史民俗資料館付近

  

大元神社

Omoto jinja

                   

大元神社から多宝塔への道

From Omoto jinja to Tahoutou

    

多宝塔

Tahoutou

             

展望台

View area

           

大聖院

Daishoin

  

               

粟島神社

Awashima jinja

  

上卿屋敷(林家住宅)

Shoukei yashiki (Hayashike)

        

棚守屋敷跡

Tanamori yashiki ato

   

滝小路

Takikouji

             

宝蔵

Houzou

             

    

 

三翁社

Sanousha

  

荒胡子神社

Araebisu jinja

          

厳島神社 五重塔

Goju no tou

           

豊国神社(千畳閣)

Toyokuni jinja (Senjokaku)

            

                 

May. 2008 瀧山幸伸

宮島の夜景 source movie

Miyajima evening

                                           


July 2005 瀧山幸伸

厳島神社 その1

Itsukushima shrine No.1

July 2005  source movie

  

フェリー

  

大鳥居

Otorii

  

五重塔と千畳閣

Gojunotou Senjokaku

 

 

  

厳島神社

 

市立祭神楽

Kagura

      

平舞台(国宝)

Hirabutai

                 

能舞台

Noubutai

  

厳島神社その2

Itsukushima shrine No.2

July 2005  source movie

大願寺

Daiganji

 

多宝塔

Tahoutou

      

大聖院からの眺望

Daishouin

             

林家住宅

Hayashike

           

千畳閣と五重塔

Senjokaku

         

千畳閣から神社を見る

  

もみじ饅頭、串揚げ

  

    

市立祭 神楽

その1(部分)

Kagura No.1

July 2005  source movie

 

その2

Kagura No.2

July 2005  source movie

 

その3

Kagura No.3

July 2005  source movie

 

その4

Kagura No.4

July 2005  source movie

 


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