兵庫県明石市 明石市立天文科学館
Science museum,Akashi city,Hyogo
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Feb.9,2016 中山辰夫
明石市人丸前町2−6
JR明石駅や山陽電鉄明石駅から北側を見ると、白亜の櫓が見える。明石城のシンボルである左端「坤櫓(ひつじさるやぐら)」、右端「巽櫓(たつみやぐら)」である。明石はこの城を中心に広がりを見せ、観光スポットが集中している。「明石タイ」・「明石タコ」が有名。
柿本人麻呂が歌に詠み、「源氏物語」の舞台にもなった明石の地は、古来より風光明媚な場所として知られた。
山陽電鉄明石駅の一つ手前の駅・人丸前駅は島式ホーム1面2線の高架駅。明石海峡大橋の鉄橋が遠くに見え、勿論天文科学館もすぐ近くに見える。
駅のホームには、日本標準時子午線である東経135度線が通過しており、ホーム上やや西寄りに東経135度子午線を示す線が引かれている。
構内とホーム上の東経135度子午線標識
明石市立天文科学館
1960(昭和35)年、時の記念日に開館した。明石は「子午線の町」でもある。日本の標準時を定める東経135度の経線の真上に建つ。
高さ約54mの塔時計は、明石城と並ぶランドマーク。16階の天体観測室は口径40センチの反射望遠鏡を備え、月に1回程度、天体観望会が開かれる。
訪問日は休日の為外観のみ写す。
13.14階には360度パノラマで見渡せる展望室があり、城を中心に広がる町並みや淡路島が見下ろせる。晴れた日の視界は小豆島や四国まで届くといわれる。
併設されたプラネタリウムは開館時から稼働を続けている。
展示室は子午線や天体観測、暦と時などをテーマにした展示が充実。様々な日時計や2000万分の1のスケールの太陽系天体の模型もある。
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