兵庫県南あわじ市 沼島
Nushima,Minamiawaji City,Hyogo Pref.
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さや褶曲、上立神岩 |
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沼島衆 |
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March 1, 2025 野崎順次 source movie
兵庫県南あわじ市沼島町
結晶片岩が重なり合う神宮寺枯山水庭園が見たかった。淡路島南端の小島にあることが分かった。しかも、あの神々しい奇岩、上立神岩もあるそうだ。神戸三宮からの交通の便も良いことが分かった。日帰りで行って、島での滞在時間は充分である。
アプローチ
沼島は、淡路島の南、約4kmの沖合に浮かぶ周囲10kmの小さな島である。
淡路島の南端に沿って中央構造線が走っているので、沼島は兵庫県では唯一、中央構造線の南側に位置している。地質は、中央構造線の南に沿って西南日本に細長く伸びている「三波川帯」に属し、変成岩である結晶片岩が分布している。平成6年には、この結晶片岩から、めずらしい「さや状褶曲(同心円状になった褶曲)」が発見された。沼島港を降りたところの島内案内地図や、旅館でもらった南淡町の観光パンフレットにも、この「さや状褶曲」が書かれているのには、少し驚いた。
集落内の石塀や神社の石垣に使われている石は、ほとんどが、黒、白、赤、緑などの色をした結晶片岩。家々の間を歩くだけでも、この島が三波川帯の変成岩でできていることを教えてくれた。
(「兵庫の山々 山頂の岩石」ウェブサイト)
パンフレットと現地説明板
神宮寺住職 中川宜昭 『司馬遼太郎さんの「菜の花の沖」に描かれた沼島』
沼島ターミナルセンターの展示
日本の地質100選 県指定天然記念物 さや状褶曲(同心円状になった褶曲)
沼島港
神宮寺を訪問してから、南へ
おのころ公園
水仙の咲く上り坂
上立神岩
西側の海岸
同じ路を戻る。
沼島小中学校と校門前の地質解説パネル
続けて戻り路
路地に入って、八角井戸
さらに進むと、墓地がある。
県文 梶原五輪塔(梶原景時の墓)
港町に戻ってきた。
沼島八幡宮の階段下から港までの道は兵庫県道482号線沼島線である。兵庫県道の最短(40m)にして最南であり、信号皆無である。もちろん、本島唯一の県道である。
船着き場へ
帰途、沼島港から土生(ハブ)港へ
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