兵庫県丹波市 柏原
Kaibara, Tanba city, Hyogo
Category |
Rating |
Comment |
General |
||
Nature |
||
Water | ||
Flower | ||
Culture | ||
Facility | ||
Food |
柏原は江戸時代は柏原藩織田家の陣屋所在地として栄えました。
丹波市にある国の出先機関はすべて柏原に所在しています。
西楽寺
木の根橋(兵庫県指定天然記念物)
洋風の建物は丹波市役所柏原支所(旧柏原町役場)
旧氷上高等小学校校舎(兵庫県指定文化財)
柏原藩陣屋跡(国指定史跡)
柏原織田藩は、慶長3年、信長の弟信包(のぶかね)が封ぜられてから、一時家系が絶え、天領となったが、元禄8年、大和宇陀郡松山より、信休(のぶひさ)が移封され、その子孫が代々2万石を領し、明治維新まで、織田家が藩主となっていた由緒ある藩である。
藩邸は、正徳4年にはじめて造営されたが、文政元年(一説に文化13年)に焼失した。
その後再建され、明治5年の学制発布により、翌年、豊岡県より払い下げられて崇広(すうこう)小学校の校舎となった。
現在、小学校に残る建物は、玄関・式台と、これにつづく書院上段の間・同次の間・御使者の間・同次の間と、これをとりまく入側の部分にすぎない。
大正3年まで残っていた他の部分は、取りこわされるか、建て替えられた。
しかし、大名陣屋として原位置に残るものは他にないので、きわめて貴重である。
藩邸の長屋門は、小学校正門として用いられているが、桁行13間半、梁間2間で、造営当初のものといわれる。
柏原藩陣屋が、大名陣屋の構造としてのみならず、それが明治の小学校校舎に転用され、現在にもなお続いていることは、わが国の学制の発達を知る上でも数少ない事例である。
(国指定文化財等データベースより)
旧藩邸
長屋門(兵庫県指定文化財)
大手通
太鼓櫓
All rights reserved 無断転用禁止 登録ユーザ募集中