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兵庫県たつの市 龍野市街 

Tatsuno downtown,Tastuno city,Hyogo

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Nov28.2023 瀧山幸伸

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龍野公園 駐車場付近

          

龍野神社付近

   

 

紅葉谷

            

野見宿祢神社

                              

聚遠亭

                                                        

龍野城付近

           

旧脇坂屋敷付近

 

 



April 9, 17 and 23, 2022 野崎順次  source movie(Apr.9)  source movie(Apr.17) source movie(Apr.23)

 

兵庫県たつの市
龍野の町並み


龍野重要伝統的建造物群保存地区

たつの市は、兵庫県の西南部の西播磨地方に位置し、たつの市のほぼ中央、古代から西播磨の中心地であった龍野は、戦国時代に赤松氏が揖保川西岸にある鶏籠山の山頂に城を築いて居城としました。城の南の狭小な平野には、16世紀末までに町並みが成立していたと見られ、江戸時代になると山裾に城が移され、城下町が形成されました。龍野は、江戸時代を通じて西播磨の政治経済の中心地として栄え、17世紀後半に醤油醸造が始まって以降は、醸造業を中心に発展し、近代以降も醤油醸造を主産業として栄えてきました。
保存地区は、城下町のうち、旧町人地の主要部を含む範囲で、江戸時代から昭和戦前期までにかけて建てられた伝統的建造物が良好に残っています。敷地の間口いっぱいに建つ主屋は、切妻造、平入を基本とし、近世は、つし2階建の本瓦葺が多く見られましたが、近代になると桟瓦葺が主となり、明治中期以降には、本2階建のものが多くなりました。平面は、通り土間に沿って3室を1列に並べるものが主体で、間口の大きい家では、2列となります。1階は、古くは出格子を構えるものや、全面を引戸とするものが見られ、大正以降になると、腰壁を設けて格子窓とする形式が多くなり、同形式への改修も進みました。2階は、大壁を基本とし、虫籠窓や出格子窓のほか、金属格子をはめる窓、近代になるとガラス窓なども現れ、主屋以外には、門や敷地の周囲を囲む高塀などが見られます。保存地区には、醤油醸造に伴う長大な土蔵造の建物や洋風建築等の醸造関連施設も見られ、近世から近代までにかけて発展した醸造町の歴史的風致を良く伝えています。
(たつの市公式ウェブサイトより)

保存地区は、門の外、上川原,下川原、川原町、上霞城、大手、立町、本町の8つの地区から成る。

パンフレットと現地説明板
                        


「門の外」4月9日撮影

寛文12(1672)年の文書に「御門外」と記された上川原の枝町で、善龍寺の東にはかつて惣門があり、その外という意味が地名の由来となっています。かつては紺屋が軒を連ね、地区の東には公用の馬繋ぎ場もありました。現在は、本市の地場産業である淡口醤油を製造する事業所があるため、醤油の香りが漂う風情のある地区です。通りの景観は、醤油会社の主屋や醤油蔵が大きな割合を占めており、醸造のまち「龍野」にふさわしい景観を醸し出しています。
(たつの市観光協会公式サイトより)

保存地区北端から南へ
                            


末廣醤油
       


「上川原」4月9日撮影

揖保川河川敷に形成された町の北部に位置することが名前の由来となっており、17世紀前半の文書には上川原地名が確認できます。江戸時代は、地区内を緩やかに曲がる通りに沿って、多種多様な店が軒を連ねる商家町でした。現在も町家造りの面影を残す建物が多く、本瓦葺きの屋根と塗込めの2階部分が特徴的な町並みとなっています。近年は、古民家を再利用したカフェや美容室、書店なども営まれています。町家は、通りに面した土間を大きくとり、曲折する敷地を土間によって整え、一般的な間取りの形式を確保する町人の知恵がうかがえます。
(たつの市観光協会公式サイトより)

三叉路の多い曲がり角と善龍寺
         


南へ
                                                                   


西へ(上霞城方面)
                


「下川原」4月17日撮影

揖保川河川敷に形成された町の南部に位置することが名前の由来となっています。江戸時代初期は、酒造業、中期以降は、醤油醸造業が盛んな商家町でした。明治になると、乾物屋や豆腐屋などの日用雑貨の商店街に変化したことが、当時の町割り図から分かっています。外観としては、二階部分に伝統的な町家の意匠が比較的よく残っており、小規模な町家が軒を連ねる様は、城下町龍野の落ち着いた風情を今に伝えています。
(たつの市観光協会公式サイトより)

龍野橋西詰から北へ
                              


3階建ての上に塔屋
          


西隣の通りを南へ
                                             


圓光寺(宮本武蔵と縁が深い)
                       


「川原町」4月17日撮影

揖保川河川敷沿いに形成された町、つまり川原であったことが名前の由来です。江戸時代には、町人地に武家屋敷も点在し、川沿いには商家が軒を連ねていました。また、龍野藩に仕える儒学者の本間家、俣野家、藤江家が並んでいます。特に、俣野氏の私塾「幽蘭堂」は史料が残っており、藩の内外の子弟が学ぶ庶民教育の場であったことが分かっています。町並みとしては、屋敷型住宅や町家、洋館が散在する中に高塀が連なる独特の景観を持つことが特徴です。
(たつの市観光協会公式サイトより)

龍野橋西詰から南西へ
                                                          


「上霞城」4月9日撮影

龍野城が霞城と呼ばれたことに由来し、現在は上、中、下の三地区に分かれており、上霞城は一部が保存地区に含まれます。上霞城一帯は、龍野藩に仕える武士やその家族が住む武家地であり、現在の龍野小学校の位置に藩の学館があるなど、藩政の中心地でした。大正時代には旧龍野醤油同業組合の事務所と醸造工場が設置され、醤油の品質試験等を行っていました。この二棟は、平成28年8月1日に国の登録有形文化財に登録されました。現在は、醤油の郷大正ロマン館、クラテラスたつのとして生まれ変わり、龍野地区の観光案内や地場産品の販売等を行っています。
(たつの市観光協会公式サイトより)
                                                     


「大手」4月17日および23日撮影

龍野城の大手門周辺に形成された地区であることが、その名の由来となっています。江戸時代から醤油醸造業が盛んで、本瓦葺きのヒガシマル醤油元本社工場事務所や圧搾場、仕込蔵のほか、タイルと石貼りの洋風建築のうすくち龍野醤油資料館は、本地区のランドマークとなっています。また、地区内には4つの寺院があり、通りから見る山門の風景と、その奥に見える本堂の大屋根の存在は、周辺の町家や土蔵造りの景観と相まって、落ち着いた歴史的な風景を作り出しています。
(たつの市観光協会公式サイトより)

如来寺
      


国登文 ヒガシマル醤油元本社工場原料庫及び仕込蔵 明治/1883~1897
土蔵造平屋建、瓦葺一部鉄板葺、建築面積678㎡
南側敷地の北東隅に位置する。東に並ぶ土蔵造の原料庫の西に二階建の食塩溶解場を接続し、南に、醤油仕込みに係る仕込蔵、仕込室、作業場を接続する複合建築。水路に面する東面外壁は、上部漆喰塗で腰を竪板張とし、換気用の小窓を連ね、街路景観を整える。
(文化遺産オンラインより)
                                            


山下摩起ギャラリー
                              


国登文 うすくち龍野醤油資料館 昭和前/1932/1979改修
木造2階建、瓦葺、建築面積687㎡
通りに北面する木造2階建。2階建の主体部と、両脇の平屋からなる。主体部は柱型で大きく2分し、1階にアーチを架け、2階は小柱により3分する。柱型をタイル貼とし、腰や頂部などを石貼とする。醸造蔵や町家が並ぶ城下町の景観を彩る遺構である。
(文化遺産オンラインより)

県文 ヒガシマル醤油㈱醤油蔵(うすくち龍野醤油資料館)
醤油資料館は、19世紀中頃に建てられた醤油蔵2棟を昭和54年に古い形態に修復し、これに開創した旧本社社屋を加えて、誕生した。龍野地方の地場産業である「薄口醬油」の生産工程を公開している有形民俗文化財を利用したユニークな資料館である。館内には、有形民俗文化財に指定されている、江戸時代から昭和初期にかけて使用されてきた用具が工程別に展示公開されている。醤油蔵と醤油造皇帝の全貌を伺うことのできる、全国でも数少ない貴重な施設である。
平成2年11月 兵庫県教育委員会
(現地説明板より)
                                      

国登文 ヒガシマル醤油元本社工場仕込蔵一 明治/1883~1897
土蔵造平屋建、瓦葺、建築面積264㎡
南敷地の南東に位置し、切妻造の二棟の蔵を南北に並列させた外観になる。南棟は麹室として使用され、内壁を断熱層を持つ二重の煉瓦壁とし、屋根大棟には換気用の越屋根を付ける。北棟は麹室の前室として使用された。醤油製造のうち製麹過程の特徴を良く示す。
(文化遺産オンラインより)
               


国登文 ヒガシマル醤油元本社工場仕込蔵二 大正/1912~1926
土蔵造平屋建、瓦葺、建築面積269㎡
南側敷地の南西隅に位置し、南北棟の土蔵二棟を並立させて接続した形式になる。内部には直径二メートル前後の醤油の仕込樽が隙間なく配置される。登り梁と和小屋を併用した特徴的な小屋組で広い空間を確保する。雄大な本瓦葺の屋根が、醤油工場の景観を彩る。
(文化遺産オンラインより)
         

国登文 ヒガシマル醤油元本社工場事務所及び圧搾場 江戸/事務所 1751~1830 圧搾場 1883~1897
土蔵造平屋建、瓦葺一部鉄板葺、建築面積862㎡
通りの北側敷地に南面して建つ。切妻造本瓦葺の町家を基本とする事務所と、背面に増築された圧搾場よりなる。内部に圧搾機や生汁槽、煉瓦煙突など醤油製造に関連する施設を残す。外観は建ちの低いつし二階で、外壁は漆喰で軒先まで塗り込め、正面に虫籠窓を穿つ。
(文化遺産オンラインより)
                                  


国登文 ヒガシマル醤油元本社工場仕込蔵三 明治/1883~1897
土蔵造平屋建、瓦葺一部鉄板葺、建築面積202㎡
北側敷地の事務所及び圧搾場の西に位置する仕込蔵で、内部には醸造用の仕込樽を並べる。土蔵造平屋建、本瓦葺で、南正面の中段に庇を付け、壁は漆喰塗で腰を簓子下見板張とし、格子窓を穿つ。町家風の外観をもつ仕込蔵で、隣り合う事務所と調和した景観を創る。
(文化遺産オンラインより)
             


国登文 ヒガシマル醤油元本社工場仕込蔵及び雑品庫 明治/1883~1897
土蔵造平屋建、瓦葺、建築面積323㎡
北側敷地の西端に位置し、南面して建つ。L字形平面を持ち、通りに面した東西棟を雑品庫、北奥にのびる南北棟を仕込蔵とする。いずれも土蔵造平屋建で、雑品庫は東端を入母屋造とし、腰高に黒色の竪板を張り、格子窓を並べる。醸造元の敷地景観を引き締める。
(文化遺産オンラインより)
                       


西の方の町並み
                               


「立町」4月23日撮影
龍野城の大手門から南へ縦(立て)に延びる道筋にあったことがその名の由来となっています。江戸時代には、小売業や両替業等を営む商家で賑わっていたほか、現在の中央公民館の位置には、町会所(集会所)が設置され、明治以降は、同じ場所に龍野町役場が設置されるなど、行政の中心地でもありました。町並みとしては、伝統的な町家による家並みの中に明治期に建てられた洋館が混在しているのが特徴です。また、立町の通り沿いは、他地区と比べて寛政10(1798)年当時の地割りが高い割合で残っており、龍野城下町の歴史的景観を今によく伝えています。
(たつの市観光協会公式サイトより)

北から南へ
                        



「本町」4月17日撮影
龍野城の大手門から南下した位置にあり、城下町の元(本)となる町であったことが名前の由来です。江戸時代には、今宿筋(現在の龍野図書館前の通り)から十文字川までの下町筋に醤油業者が集まる醸造町でもありました。また、福の神の南側にあった土知川(十文字川)口に御番所が置かれ、日山村との境にあたる川原町筋交差点には門が設けられていました。
町並みとしては、十文字川沿いに連続する白壁の建物が美しく、豪壮な商家が並んでいることが特徴です。
(たつの市観光協会公式サイトより)

保存地区西南端の道を北へ、突き当りを右(東)へ
           


十文字川沿いの四つ角を南へ
              


四つ角に戻り、北へ行くと、梅玉旅館
           


また四つ角に戻り、東へ、伝統的建物が続く。
                    


重伝建地区から外れるが、「武家屋敷資料館」4月23日撮影
                                        


その他
         


グルメ、酒と飯「愛山」と龍野うすくち醤油ラーメン「桃栗さんねん柿はちねん」
         


April 3, 2022 野崎順次 source movie

龍野の桜

現地説明板
      

JR本竜野駅付近
     


龍野公園
                              


文学の小径
        


下に分岐して
     


龍野城
                         


武者行列とすれ違う。
  

それから
      


龍野橋から千鳥ヶ浜河川敷公園
       


龍野橋東詰から振り返る。
    


本竜野駅に戻ってきた。
              


December 28,2014 大野木康夫

龍野城から旭橋へ

           


July 2005 瀧山幸伸 source movie

    

      

 

龍野神社から龍野城を望む

 

脇坂藩公邸跡付近

   

武家屋敷資料館付近

  

    

 

醤油資料館付近

      

龍野城付近

         

醤油資料館別館付近

     

如来寺

     

菩提樹

 

     

ふれあい館付近

 

書店 明治時代の商家建築

   

龍野醤油資料館

  

   

    

   

    

   

 

     

   

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