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石川県羽咋市 妙成寺

Myojoji,Hakui city,Ishikawa

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羽咋市滝谷町ヨ1 妙成寺経堂 重文 近世以前/寺院 江戸中期 寛文10(1670) 桁行五間、梁間三間、一重、寄棟造、桟瓦葺 19170813

羽咋市滝谷町ヨ1 妙成寺庫裏 重文 近世以前/寺院 江戸前期 江戸前期 桁行16.4m、梁間10.2m、一重、正面切妻造、背面入母屋造、東面庇付、妻入、こけら葺 19650529

羽咋市滝谷町ヨ1 妙成寺五重塔 重文 近世以前/寺院 江戸前期 元和4(1618) 三間五重塔婆、とち葺 棟札1枚 19060414

羽咋市滝谷町ヨ1 妙成寺三光堂 重文 近世以前/寺院 江戸前期 江戸前期 桁行五間、梁間五間、一重、入母屋造、こけら葺 19170813

羽咋市滝谷町ヨ1 妙成寺三十番神堂 重文 近世以前/神社 桃山 慶長19(1614) 三間社流造、正面軒唐破風付、こけら葺 19170813

羽咋市滝谷町ヨ1 妙成寺書院 重文 近世以前/寺院 江戸前期 万治2(1659) 桁行15.0m、梁間14.0m、一重、寄棟造、こけら葺 棟札1枚 19170813

羽咋市滝谷町ヨ1 妙成寺鐘楼 重文 近世以前/寺院 江戸前期 寛永(1624-1643)頃 桁行三間、梁間二間、袴腰付、入母屋造、こけら葺 19170813

羽咋市滝谷町ヨ1 妙成寺祖師堂 重文 近世以前/寺院 桃山 慶長(1596-1615)頃 桁行五間、梁間五間、一重、入母屋造、こけら葺 厨子1基 19060414

羽咋市滝谷町ヨ1 妙成寺二王門 重文 近世以前/寺院 江戸前期 寛永2(1625) 三間一戸楼門、入母屋造、桟瓦葺 19170813

羽咋市滝谷町ヨ1 妙成寺本堂 重文 近世以前/寺院 桃山 慶長9(1604) 桁行五間、梁間五間、一重、入母屋造、向拝一間、こけら葺 19060414


Nov.19,2022 瀧山幸伸

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庫裏、書院を拝観した後、左回りに順路に沿って拝観

  

 

A camera

庫裏、客殿

                  

書院、書院庭園

                                      

仁王門周辺

               

    

五重塔 下段から

    

鐘楼

      

開山堂

     

経堂

         

五重塔 上段から

     

下段を見下ろす

   

丈六堂(釈迦堂)

                

焔魔堂

 

三十番神堂

                           

三光堂

                    

本堂

                                   

祖師堂

                   

書院を見下ろす

    

 

B camera

                                                                                                                                                                                   


                    


Mar.21 2014 中山辰夫

羽咋市滝谷町ヨ1

宗派:日蓮宗本山 

今から700有余年前の永仁2年(1294)日蓮聖人の弟子 日像聖人が師命により妙法を京都に広めんとして、佐渡から都上がりの途中、船中で能登石動山天平寺座主満蔵法印(日乗聖人)を教化改宗、一寺を建立したのが当山のはじめである。

重要文化財の十棟は、加賀前田家初代から五代に亘って造営されたもので、殊に三代利常公は生母寿福院の菩提所として本堂、祖師堂、五重塔等を造立し、前田家御用大工坂上又三郎親子三代に亘って桃山時代の雄渾華麗な面を建築上遺憾なく発揮していると云われる。「石川県HP」

参道付近

        

受付近辺

     

二王門

国指定重要文化財

1625(寛永2)年に建てられた建物で下層部に金剛像(阿形)と那羅金剛像(吽形)も二王を安置している。1層目に屋根のない素朴で重厚な造りで室町時代の日蓮宗寺院建築の特徴が見られる。

         

鐘楼

国指定重要文化財

妙成寺鐘楼は1625(寛永2)年に建てられた建物で、入母屋、柿葺、桁行3間、梁間2間、1層部分には袴腰が付いている。創建当時から日蓮宗寺院の伽藍配置の一角を占める重要な建物で、組物の意匠だけでなく屋根の軒出の長さと下層部の袴の反りや広がりの対比など全体的に均整がとれた優美な鐘楼建築の代表とされる。

     

庫裏

国指定重要文化財

庫裏は境内最古の建物で文禄年間(1593〜96)に建てられたもので前田家が庇護する前から存在していたとされる。地方的特色が濃いことからも地元の大工が手がけたとされる。長持や鴨居などには当時の技法が取り入れられ、簡素ながらも時代的な背景が分かる建物で貴重である。

  

書院

1659(万治2)年に加賀藩3代藩主前田利常が参拝時の御座所として建てられたもの。屋根大棟に設えられた鬼瓦は石造で当地方の寺院建築の特色を現している。

  

客殿

    

祖師堂 唐様が貴重となっている。

1624(寛永元)年に建てられた建物で棟梁は前田家御用大工坂上又三郎とその一統が手がけた。唐様を基調とし屋根の妻飾りや内陣、外陣の天井など意匠に富み桃山文化の息吹が感じられる。内部には日蓮上人、日像上人、日朗上人、日乗上人の尊形が安置されている。

     

本堂 前田家御用達の大工につくらせたもの。

国指定重要文化財

加賀藩3代藩主前田利常が生母寿福院のため1604(慶長9)年に建てた建物。桃山文化を継承する壮麗な建築とされる。

          

回廊

客殿〜祖師殿〜本堂を街道が結ぶ

      

三十番神堂 日本の神々30柱を祀る。

国指定重要文化財

守護神30体が祀られていることから名づけられた建物で、大阪の陣の際、加賀藩の戦勝祈願を行ったことから祈願堂とも呼ばれている。

現在の本殿は1615(慶長19)年、京都にある北野天満宮から移築してきたと伝わる古建築物で正面には軒唐破風付きの向拝が付いている。

桃山文化を継承する神社本殿建築として貴重な存在である。

       

三光堂

国指定重要文化財

1623(元和9)年に建立された建物で、内部には三光天(日天・月天・明星天)が安置されていることから三光堂と言わる。前田利家が当寺に立ち寄った際、国家鎮護の祈祷を妙成寺に命じ、三光堂で江戸時代を通じて毎日藩主の武運長久の祈願がされたところから鎮守堂とも言われている

屋根大棟に設えられた鬼瓦は石造で当地方の寺院建築の特色を現しています。妙成寺三光堂は昭和25年に国指定重要文化財に指定されています。

       

五重塔

国指定重要文化財 全国唯一の「とち葺」である。扉には鳥獣や植物の装飾が施されてある。 下層から上層にかけて幅が狭めてある。

加賀藩3代藩主前田利常が生母寿福院のため1618(元和4)年に建てた建物。江戸時代初期に建てられた五重塔の代表的な建物。で前田家御用大工坂上初層の桟唐戸の彫刻や工法などに桃山文化が感じ取られ和様を基調とした秀麗な五重塔としても評価の高い建物。

             

丈六堂・閻魔堂

      

大槻伝蔵墓

   

経堂

国指定重要文化財

1670(寛文10)年、加賀藩4代藩主前田光高の遺願によって建てられた建物。禅宗様(唐様)を基調とした簡素な構成になっている。

    

開山堂

石川県指定文化財

1677(延宝5)年に建てられた建物。一間四方で内部には開山日像菩薩石塔堂と歴代の供養笠塔婆が安置されている。

組物など細部は唐様を基調とした建物。

 

境内

「西国にも日蓮宗を広めよ≫の氏名を受けた開祖、日像上人の像が建つ。

          

浄行堂

    

庭園

石川県指定名所

「 自然地形を利用して築造された蓬莱式池泉観賞庭園で江戸時代前期に作庭である。向かって左に集団石組があり鶴亀兼用石枯山水式大亀、小亀の組合せになっている。庭園の広さと建造物の配置にきわめてすぐれた構成をなすことに書院からの塔影を仰ぐ景観は傑出している。」と説明にある。

        

涅槃図

長谷川等伯 1568(永禄11)年 等伯30歳の頃に秀作

 

≪参考資料≫ 説明は石川県HPより引用


June 2012 川村由幸

所在地:石川県羽咋市滝谷町

訪問日:2012.06.16

能登で最大の伽藍を持つ妙成寺、15棟の建築物の内10棟が重要文化財です。

加賀前田家初代からの厚い庇護のもと、加賀藩三ヵ国日蓮宗の宗務行政官庁として

栄えた寺です。

                                                                                                                 


May 2012 大野木康夫

所在地 石川県羽咋市滝谷町ヨの1番地

April,2012 撮影

金栄山妙成寺は羽咋市の北郊、滝谷町にある日蓮宗の由緒寺院にして本山です。

佐渡から京に向かった日像上人が石動山の満蔵法印を折伏し、法印は日乗と改名して妙成寺を建立して北陸の根本道場としました。

後に前田家の寄進により諸堂が建立され、10棟が重要文化財に、2棟が石川県指定文化財となっています。

      

さざれ石と浄行堂

  

二王門(重要文化財)

寛永2(1625)年の建築

三間一戸楼門、入母屋造、桟瓦葺

            

鐘楼(重要文化財)

寛永年間(1624-1643)の建築

桁行三間、梁間二間、袴腰付、入母屋造、こけら葺

      

五重塔(重要文化財)

元和4(1618)年の建築

三間五重塔婆、とち葺

             

開山堂(石川県文化財)

延宝5(1677)年の建築

桁行一間、梁間一間、入母屋造、こけら葺

 

経堂(重要文化財)

寛文10(1670)年の建築

桁行五間、梁間三間、一重、寄棟造、桟瓦葺

    

丈六堂(釈迦堂)(石川県文化財)

貞享3(1686)年の建築

桁行三間、梁間四間、二重、入母屋造、こけら葺

 

三十番神堂(重要文化財)

慶長19(1614)年の建築

三間社流造、正面軒唐破風付、こけら葺

               

三光堂(重要文化財)

元和9(1623)年の建築

桁行五間、梁間五間、一重、入母屋造、こけら葺

       

本堂(重要文化財)

慶長9(1604)年の建築

桁行五間、梁間五間、一重、入母屋造、向拝一間、こけら葺

              

祖師堂(重要文化財)

寛永元(1624)年の建築

桁行五間、梁間五間、一重、入母屋造、こけら葺

           

回廊

  

三十番神堂拝殿(石川県文化財)

慶長19(1614)年の建築

桁行三間、梁間二間、一重、入母屋造、正面及び背面軒唐破風付、こけら葺

 

名勝庭園(石川県文化財)

江戸時代前期の作庭

    

書院(重要文化財)

万治2(1659)年の建築

桁行15.0m、梁間14.0m、一重、寄棟造、こけら葺

             

庫裏(重要文化財)

文禄2(1593)年の建築

桁行16.4m、梁間10.2m、一重、正面切妻造、背面入母屋造、東面庇付、妻入、こけら葺

     


June 2010 柚原君子

                                                     


June 2010 瀧山幸伸 source movie

  

A camera

                                                                                                                

B camera

                                                                                                                      

 


Nov 2006 瀧山幸伸 source movie

     

浄行堂

 

仁王門

     

鐘楼

      

五重塔

        

経堂

 

  

丈六堂

   

   

三十番神堂拝殿、番神堂

       

三光堂

  

本堂

  

祖師堂

     

庭園、客殿、書院、庫裏

    

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