JAPAN GEOGRAPHIC

石川県白山市 白峰

Shiramine,Hakusan city,Ishikawa

Category
Rating
Comment
 General
 
 
 Nature
 
 
 Water
 
 
 Flower
 
 Culture
 
 
 Facility
 
 Food
 

 

Sep.9,2020 瀧山幸伸 source movie

白峰 重伝建地区

白山市は石川県の南東部に位置し、市域には白山を水源とする手取(てどり)川が縦断する。白山北西麓は旧白峰村にあたり、谷部に集落が点在する。白峰地区は旧白峰村の中心となる集落で、白山の西を流れる手取川沿いに展開する。寒暖の差が激しく、冬期の積雪は2メートルを越える厳しい自然環境にある。白峰地区はかつて牛首(うしくび)と称し、その成立は不詳であるが、史料上は16世紀には成立していたことが確認できる。この地方の主たる産業は、養蚕、製炭および焼畑による畑作である。養蚕の始まりは古く、少なくとも16世紀半ばまでさかのぼると考えられる。
 保存地区は、東西約230メートル、南北約960メートル、面積約10.7ヘクタールの範囲である。集落は、手取川西岸の細長い河岸段丘上に形成される。敷地が限られていたため、主屋が通りに面して建ち並ぶ特徴ある街路景観を持つ。地区中央部には、社寺および大家が居を構え、これらを囲む石垣が連なり、特徴ある景観を形成する。
 主屋は、二階建もしくは三階建とする。上層階を養蚕の場とするために、江戸時代からすでに多層階の主屋が普及していた。屋根は切妻造で、年代の古いものは、下屋(げや)や軒(のき)庇(びさし)を設けないため、土蔵のようであることが特徴である。二階以上では、柱を半間(はんけん)ごとに立てるために、窓が半間幅の縦長の形状となり、二階には薪の搬入口として使用されたセドと呼ばれる開口部を設ける。また、雪下ろしの作業のために屋根にあがる大はしごが常設されており、特徴的である。さらに外壁は、下地にナルと呼ばれる直径2センチメートルから3センチメートルの木の枝を使用し、非常に厚い。これら特徴は、いずれも豪雪に対応したものであり、気候風土に即した建築の特徴を良く示している。
 白山市白峰伝統的建造物群保存地区は、山間部の狭隘な敷地に形成された特色ある集落構成をもち、豪雪という気候風土や養蚕という生業に即して発展成立した地方色豊かな伝統的建造物群がよく残り、厳しい自然環境にある山村集落の歴史的風致を良く残し、我が国にとって価値が高い。 (文化財データベース)

 

      

下流側、小学校付近から上流側へ

                                                                     

山岸家付近

                   

雪だるまカフェ付近

              

 

                                       

 

最上流側から下流へ

             

雪だるまカフェ

                  

地元の料理 カマシイリコ(シコクビエの炒りこ)とおろしうどんとぼた餅

                    

 

シコクビエ

       

山岸家

                                                      

帰路は川側の道を歩く

                                             


Aug.2012 瀧山幸伸 

白山工房

   

白峰

     


Sep.2009 瀧山幸伸 source movie

 

白山本地仏

      

白峰の街並

Shiramine townscape

                        

雪だるまカフェ

                     

All rights reserved 無断転用禁止 登録ユーザ募集中