香川県小豆島町 全般
(Shodoshima Town, Kagawa Pref.)
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Jan.21,2017 瀧山幸伸 source movie
安養寺
Anyoji
小豆島は小西行長の支配によりキリスト教が普及したが、禁制以後、転びキリシタン1200人が帰属したと伝わる寺
安養寺近くのマリア観音像
高松ー坂手 フェリー
坂手港
October 16, 2016 野崎順次
香川県小豆島町草壁本町
瀬戸内国際芸術祭
サルナス・バナルジーによる作品 No. 092「Haragei」
「Haragei」は、今年の9月25日に撮影した「醬の里」の最後で紹介した瀬戸内国際芸術祭の作品である。非常に面白く感じたので、再訪することにして、ゆっくり鑑賞した。
日本とインドの二つの作品群であるが、インドの方はグラフィック・ノヴェル「The Harappa Files」からの抜粋である。
グラフィック・ノヴェルとは、社会風刺的な大人向けコミックで、ある程度の長さのあるものといえるだろう。
サルナス・バナルジー(Sarnath Banerjee)はインド人で、グラフィック・ノヴェリスト、アーティスト、映画製作者である。1972年カルカッタで生まれ、自然科学(バイオケミカル)を学んだ後、ロンドン大学ゴールドスミス・カレッジでイメージ・アンド・コミュニケーションのMA(マスターオブアーティスツ、文学修士)を取得した。現在はベルリンに住み、大手メディアにウィークリー・コラムを提供している。
これまで出版された主なグラフィック・ノベル作品、
Corridor, 2004,
Barn Owl's Wondrous Capers, 2007
The Harappa Files, 2011
All Quiet in Vikaspuri, 2015.
宝食品天川亭(旧天川住宅土蔵) 昭和前/1935頃/1993移築
土蔵2階建、瓦葺、建築面積25㎡
内海町苗羽芦の浦地区所在の土蔵を草壁港近くに移築。福井亭の南方に並び建つ。豊島石による基礎,本瓦葺,切妻造,平入と福井亭と同様なつくりで,規模は桁行6mとひとまわり大きく,たちもやや高い。2棟一体となり地区の集会施設として活用されている。
サルナス・バナルジーによる作品 No. 092「Haragei」
日本
現代インド社会(The Harappa Files より)
作品 No. 188 ジョゼ・デ・ギマランイス「フラワー」
手打ちうどん 三太郎
草壁港
参考資料
瀬戸内国際芸術祭公式サイト
Wikipedia "Sarnath Banerjee" website
Project 88 website
September 11, 2016 野崎順次
香川県小豆島町 草壁港・坂手港・馬木
(Kusakabe Port, Sakate Port and Umaki, Shodoshima Town, Kagawa Pref.)
瀬戸内国際芸術祭2016の期間外であるが、いくつかの作品は見ることが出来る。小豆島町の草壁港、坂手港、馬木を回った。説明は主として瀬戸内国際芸術祭公式サイトよりの引用である。
草壁港へ
作品 No. 094 中山英之建築設計事務所 「公共アートトイレ 石の島の石」
建築家・中山英之氏がこの作品をつくる前に小豆島を訪れ、惹かれたのは、大阪城の城壁にも使用されている小豆島の石の文化・歴史や、花崗岩でそそり立つ岩肌でした。このトイレの素材には、地元の石材屋などの協力を得て、小豆島の石をコンクリートの中に混ぜ込み、その後削り出したり磨いたりすることで石の表面を現わす仕上げをしています。屋根には最新の素材で強度のある薄いシートを使用し、屋根の天辺は岩肌のようなテクスチャーが透けて見えます。またこの屋根により、夜間に入ると電気でトイレ自体が港の行燈の役割を果たします。
(中略)
ワークショップ2 「小豆島石の家」を作ろう!
…職人さんの手によって小叩き仕上げが完了していますが、一部のコンクリートの表面をワークショップ用に残しています。その面をタガネとハンマーを使って叩くことで、中に混ぜられた花崗岩を掘り出し、作品を完成させます。
(小豆島町公式ウェブサイトより)
作品 No. 091 graf+FURYU 「Shodoshima Gelato Recipes Project by カタチラボ」
ジェラートとバーの店を展開。
草壁港バス停横の石屋さん
バスで坂手港に
町文(天然記念物) 加茂明神社社叢、シンパク(槙柏)の植栽された神域
それから
作品 No. 104 「壺井栄生誕地お花畑プロジェクト」
前回の芸術祭で、空き地だった作家・壺井栄の生誕地が花畑として生まれ変わった。この地に、壺井とほぼ同じ時代を生きた樹齢約100年のオリーブを移植。高さおよそ2メートルの木はシンボル・ツリーとなった。また、大小10の花壇では季節折々の花が咲く。
坂手の集落を細い道伝いにトラバースする。
国登文 阿波屋岡田家住宅主屋・門長屋・納屋 江戸末期(1830−1867)
作品 No. 107 ビートたけしとヤノケンジ 「アンガー・フロム・ザ・ボトム 美井戸神社」
高さ約8メートルもの巨大な彫刻が、時折、井戸から姿を現す。島にある古井戸の底に潜む巨大な地霊的化け物が出現し、人々を脅かすという寓話的な設定だ。ビートたけしが構想したプランをもとに、ヤノベケンジが実現。実際の古井戸に設置された。2014(平成26)年、彫刻を末永く保存するため、地元有志によって祠が建てられた。祠は彫刻に合わせて伸縮できる仕組みとなっている。
坂手物見台
閑さえあれば手紙でも待つように海を眺める習慣がある。
− 田辺寿男「海辺」(1993年)より
坂手港の方に坂を下る。
作品 No. 106 ヤノベケンジ 「スター・アンガー」
坂手港の灯台跡地に巨大な立体作品を設置。光り輝く球体の上に、龍が鎮座し、叫びを上げる。また、球体と龍はミラーボールのように回転し、夜間にはミラーチップが光る。設置以来、坂手港のシンボル・モニュメントとなっている
バスを待つ。次は馬木に行く。
作品 No. 098清水久和 「オリーブのリーゼント」
オリーブ畑の中に、ヘアスタイルがリーゼントで、オリーブに似た顔型の立体作品を設置。彫刻でありながら、実は無人販売の屋台でもあり、くぼんだ部分には野菜や果物が置ける仕組み。ものを介して人と人をつなぎ、コミュニケーションを生み出す試みだ。
直ぐ近くの登録有形文化財の土蔵(未だに名称不明)
醤油工場関連建物群を歩く。塩田家住宅、ヤマサン醤油などほとんどが登録有形文化財である。ここらは醤の里と呼ばれている。
作品 No.096島田陽 「おおきな曲面のある小屋」
前回の芸術祭で、醤の郷に公衆トイレが設置された。周囲の町並みに溶け込むよう、屋根には瓦を採用。また、周囲に多くある大きな杉樽の醤油蔵になじむよう、柔らかな曲線を描いておだやかな空間をつくり出している。
参考資料
瀬戸内国際芸術祭公式サイト
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