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京都府京都市伏見区 御香宮神社

Gokounomiya Jinja,Fushimiku,Kyoto city,Kyoto

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京都市伏見区御香宮門前町174 御香宮神社表門 重文 近世以前/神社 江戸前期 元和8(1622) 三間薬医門、切妻造、本瓦葺 19060414

京都市伏見区御香宮門前町174 御香宮神社本殿 重文 近世以前/神社 桃山 慶長10(1605) 五間社流造、向拝三間、檜皮葺 19850518


Mar.25,2022 瀧山幸伸 

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A camera

                                                                

B camera

                                                                                                      


September 4,2021 大野木康夫  source movie

表門(重要文化財)

明治39年4月14日、古社寺保存法に基づき特別保護建造物に指定された際の指定説明
(「資料 旧国宝建造物指定説明」(1982 財団法人文化財建造物保存技術協会)から引用)

三間一戸門、屋根切妻造、本瓦葺

創立年代未詳、貞觀四年神殿造營ノ事アリ、社殿文祿年間豐臣秀吉伏見城ヲ築キシトキ他ニ移シ建ツ、後慶長十年徳川家康再𦾔地ニ造營ス、此時伏見城ノ門ヲ茲ニ遷セリ、即此門ナリト、信否明カナラサルモ、意匠雄大豪壮ノ風アリ、大体ニ於テ時代相當セルカ如シ

正面
           


背面
        


部分
                       


参道
  


拝殿(京都府指定有形文化財)

寛永2(1625)年の建築
桁行七間、梁間三間、入母屋造、正面軒唐破風付、本瓦葺

拝殿は、桁行七間、梁間三間の割拝殿で、中央一間を大虹梁を用いて大きく持ち放し、正面に軒唐破風を付けている。唐破風内は鯉の滝昇り等の一面の彫刻で埋め、馬道側を除く外廻りには各柱間の内法長押と頭貫間に大きな蟇股を入れ、その上部には蓑束を置いている。唐破風内と蟇股、斗栱、束、木鼻には極彩色をほどこし、全体に桃山調のにぎやかな外観をつくり出している。
(京都府教育委員会「京都の文化財」第1集より引用)

全体
        


部分
                                


本殿へ
    


本殿(重要文化財)

慶長10(1605)年の建築
五間社流造、向拝三間、檜皮葺

本殿は大型の五間社流造で、三間の向拝を付し、屋根は檜皮葺とする。身舎組物は出三斗とし、妻は二重虹梁で、棟は大瓶束で支え、二重目の虹梁は連三斗で受けている。木部は彩色をほどこすが、上部は極彩色とし、中備の蟇股や頭貫木鼻そして向拝を繋ぐ手挾等の彫刻に桃山期の華やかな装飾性が認められ、数少ない五間社の遺構として価値が高い。
(京都府教育委員会「京都の文化財」第1集より引用)

全体
                 

部分
                                                       


Dec.2011 大軒康夫 source movie

伏見 御香宮神社

2011.12.18撮影 大野木康夫

伏見桃山城

旧伏見城の一角、桃山御陵の北側に近畿グループが設置した伏見桃山城キャッスルランド(平成15(2003)年に閉鎖)の目玉施設として建設されました。

遊園地は廃止に伴い京都市に移管され、運動公園となっていますが、模擬天守は住民要望により現在も残っています。

耐震強度が不足しているので、建物は公開されていません。

       

伏見桃山城運動公園から坂道を下り、JR桃山駅を過ぎれば御香宮神社です。

御香宮神社のすぐ西が近鉄桃山御陵前駅、そのすぐ西が京阪伏見桃山駅です。

駅前通りの大手筋商店街は今でも活気にあふれています。

    

大手筋を東に戻り、御香宮に向かうと、手前に和風建築の日本聖公会桃山キリスト教会があります。

    

御香宮神社

所在地 京都府京都市伏見区御香宮門前町

祭神は神功皇后で、安産の神として信仰を集めています。

この日も多くの方がお宮参りに来られていました。

    

表門(重要文化財)

元和8(1622)年の建築

三間薬医門、切妻造、本瓦葺

徳川頼房が寄進したものです。

伏見城の大手門を移築したものと言われています。

蟇股の彫刻は、二十四孝です。

                  

伏見城の残り石が置いてあります。

 

拝殿(京都府指定有形文化財)

寛永2(1625)年の建築

桁行七間、梁行三間、一重、入母屋造、正面軒唐破風付、本瓦葺

極彩色があざやかな割拝殿です。

   

絵馬殿

本殿の南東にあります。

子どもの頃、10月の祭礼で絵馬殿のあたりに「覗きからくり」が出ていました。

夢中になって、「山椒大夫」を3回通しで鑑賞したのを覚えています。

 

本殿(重要文化財)

慶長10(1605)年の建築

五間社流造、向拝三間、檜皮葺

御香宮は伏見桃山にある著名な神社で、伏見城大手門を移したと伝える表門は、すでに重要文化財に指定されている。

本殿は五間社流造で、正面に三間の向拝が付く規模の大きな社殿である。

蟇股や木鼻などに彫刻を施し、極彩色で飾る。

幕府が京都所司代に命じて造らせた建物だけあって全体の造り、細部装飾も優秀で、桃山時代の大型社殿として貴重である。

(国指定文化財等データベースより)

平成2(1990)年に復原修理され、極彩色の姿がよみがえりました。

                                         

 


Aug. 2006 瀧山幸伸 source movie

    

    

表門

       

御香水

   

本 殿

                             

             

  

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