京都府京都市東山区 知恩院
(Chion-in Temple, Higashiyamaku, Kyoto City, Kyoto Pref.)
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元祖法然上人八百年大遠忌法要
2011.10.22撮影
浄土宗総本山知恩院の法然上人八百年大遠忌法要は2011年10月2日から25日まで行われています。
当初は3月27日から4月17日まででしたが、東日本大震災の影響で延期されました。
10月2日から9日までが古式法要、13日から16日までが念仏会法要、17日から22日まで浄宗会法要、他の日は諸団体法要となっています。
古式法要は五百年大遠忌から受け継がれた声明を中心としたもの、念仏会法要は僧侶と参列者がともにお念仏を唱える共同参加型のもの、浄宗会法要は7、浄土宗の8総大本山及び法然上人門下4宗派(西山浄土宗、浄土宗西山禅林寺派、浄土宗西山深草派、時宗)の総本山がそれぞれの流儀で奉修するものです。
22日は浄宗会法要で、大本山清浄華院(京都市上京区、元は禁裏内道場)により奉修されます。
法要期間中、市バスの臨時路線が走ります。
系統は急行800系統で、青蓮院前から三門前に入ってきます。
三門はきれいに飾られています。
特別公開も行われています。
三門から続く男坂は、急なので閉鎖されています。
徒歩で参詣する方は女坂を登ります。
徒歩で参詣するのがしんどい方は、バス駐車場等から境内シャトルバス(無料)で境内に行けます。
法要会場の御影堂前には特設舞台が設けられています。
御影堂には幔幕が張られ、スロープは左側通行になっています。
日本各地からお寺単位の団体参拝者が集まっています。
法要は午前10時30分からの予定ですが、1,000人弱参列される団体参拝の方が入るのがどうしても遅れてしまうので、少し遅れて10時45分から始まりました。
御導師や僧侶の方の入退場の際には雅楽が演奏されます。
法要は、ほぼ、浄土宗の勤行式にそって行われましたが、もちろん毎月のお寺の月詣りとはちがい、散華や阿弥陀経の際の太鼓など、荘厳な雰囲気で行われます。
堂内はかなり詰め合わせて座るため、身動きが取りづらかったです。
私は一般参加なので、早いうちから戸口近くの一番後方にいましたが、途中退席される方が出ることができなくなったので、やむなく途中から縁側に出ました。
法要が終わったのは12時前でした。
団体参拝の方はお寺単位で行動されるので、僧侶がプラカードで先導します。
境内各所
経蔵も特別公開されていました。
お寺からの団体参拝は古式法要の日でしたが、仕事の関係で参加できず、この日にやっと参拝できました。
次の大遠忌は年齢から考えると参列不可能と思われるので、参列できてよかったです。
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