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京都府京都市東山区 知恩院

(Chion-in Temple, Higashiyamaku, Kyoto City, Kyoto Pref.)

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February 3, 2019 野崎順次 source movie

知恩院には主な庭園が三つある。方丈庭園、山亭庭園、友禅苑である。

パンフレット

      

市名勝 方丈庭園 南北朝(本寺パンフレットでは江戸初期)

方丈庭園は江戸時代初期に小堀遠州と縁のある僧玉淵によって作庭されたと伝えられる庭園です。池泉回遊式の庭園で、方丈の華麗な建築と背後に迫る東山の風光とともに、情緒あふれる美しい風景を醸しだしています。

(本寺ウェブサイトより)

本庭は大方丈の東庭と南庭の二つに区別される大池庭で、面積は約九百五十坪を有し、矩形に折れた南北朝時代の典型的な地割となっている。この時代の同じ矩形の作例では、伊勢の津市にある高田専修寺の庭、京都の南禅院、天授庵、または等持院東庭(旧真如寺庭)、山口県宇部市の宗隣寺各庭園その他に好例がある。

今日ではかなり荒廃しているが、常在光院時代の地割をよく保存し、南庭南部に中島があり、出島に玉淵などの石組が見られる。また東庭には元享元辛酉五月在名の石燈籠もあって、庭園と共に鑑賞されたい。

(重森三玲「日本庭園歴覧辞典、昭和49年」知恩院庭園より)

唐門、仏足石から南庭

                         

東庭

                                     

二十五菩薩の庭

知恩院所有の国宝「阿弥陀如来二十五菩薩来迎図」を皐月の低い刈込と石によって表わしている。

               

山亭庭園 江戸末期

勢至堂には客殿として、山亭があり霊元天皇の第10皇女 吉子内親王の宮殿を御下付、移築された山亭庭園があります。

山亭庭園は江戸末の様式を残しており、北西角に三尊石(阿弥陀三尊)を配するとともに、京の町並みが一望出来る名園です。

遠景を意識的に庭の一部として利用し、手前の庭を無限の空間に拡大する優雅閑寂な書院庭園となっています。

(本寺ウェブサイトより)

             

下る。

   

友禅苑 昭和

友禅苑は友禅染の始祖宮崎友禅生誕300年を記念して、昭和29年に改修造園されました。

東山の湧き水を引き入れた庭園と枯山水の庭園とで構成された昭和の名園です。苑内には裏千家ゆかりの茶室「華麓庵」と当山第86世中村康隆猊下の白寿を記念して移築された茶室「白寿庵」があり、深い緑のなかで日本の心を表した名園にふさわしい風情を添えています。

(本寺ウェブサイトより)

                                                     


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