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京都府京都市伏見区 醍醐寺

Daigoji,Fushimiku,Kyoto city,Kyoto


Feb.19,2014 中山辰夫

京都市伏見区醍醐東大路町22

醍醐寺の主要行事の一つである五大力尊仁王会(ごだいりきそんにのえ)の前行法要が営まれており、2月23日の仁王会を控え、境内はその準備中であった。

総門

    

総門をくぐって右側の、石畳が一直線に延びる参道をゆく。両側には桜の樹木が列をなす。

雨月茶屋

    

報恩院

もとは上醍醐にあった極楽坊。明治時代に下醍醐に移った。毎日午後1時から堂内で護摩が焚かれる。

    

霊宝館

国宝や重文だけで7万点、未指定の文化財を含めると、約10万点余りに及ぶ寺宝を収蔵。4月はしだれ桜が華麗である。

     

もとの参道に戻る。

三宝院

1115(永久3)年の創建。現在の三宝院は1598(慶長3)年、秀吉が再建したもの。唐門や表書院は国宝、その他も大半が国重要文化財指定。

     

桃山時代を代表するとされる秀吉設計の庭園は撮影禁止。

勅使門

        

西大門

1605(慶長10)年、豊臣秀頼が再建した。仁王像は1134(長承3)年、仏師勢増・仁増の造立。通称「仁王門」といわれる。

        

清龍宮本殿(国重要文化財)

現在の社殿は1517(永正14)年に再建された。毎年4月1日から21日まで開催の清龍権現桜会の行事の中心となる。

               

清龍宮拝殿

       

金堂(国宝)

現在の金堂は、紀州(和歌山県)湯浅から移築し1600(慶長5)年に完成した。醍醐寺の中心のお堂で、安置されている薬師如来座像が醍醐寺の本尊である。

              

鐘楼

    

不動堂・護摩道場

堂内には不動明王を中心に五体の明王を安置している。堂前で当山派修験道の柴燈護摩が焚かれる。

      

真如三昧耶(さんまや)堂

949(天暦3)年の創建であるが、その後焼失もあって、現在の堂は1997(平成9)年建立された。

     

五重塔(国宝)

五代後天皇の菩提を弔うため、第一皇子の朱雀天皇が936(天暦5)年に着手。第二皇子の村上天皇の951(天暦5)年に完成した。

初層内部には了解曼荼羅や真言八祖が描かれている。

高さは約38mで、屋根の上の相輪は約13mあって三分の一を占める。安定感を与えている。

                             

祖師堂

真言宗を開いた弘法大師・空海と、その孫弟子で、醍醐寺を開創した理源大師・聖宝を祀る。

     

旧伝法学院本堂と庫裏・道場

若き修行僧がここで修業に励む。

     

日月門

     

鐘楼堂

     

観音堂

西国三十三観音霊場第11札所上醍醐准胝堂の遥拝所として、准胝観世音菩薩が祀られている。

                   

林泉と弁財天

紅葉やイチョウが色づく季節には、朱塗りの弁財天が水面に浮かび紅葉とよく合う。

            

寿庵

      

成身院周辺

   

上醍醐への登山口。通称「女人堂」と言われ、現在の本堂は江戸初期の再建とされる。

 

山側から、不動明王、理源大師、弥勒菩薩、役行者、地蔵菩薩が祀られている。

上醍醐へは、時間の都合で今回は登れなかった。次回に廻します。

上醍醐

下醍醐より1時間強山道を登ると、醍醐水、薬師堂(国宝)、清瀧宮拝殿(国宝)、開山堂(国重文)、如意輪堂(国重文)がある。

五大明王を祀り五大堂は、「五大力さん」で知られる災難除けのお札「御影(みえ)」の祈祷を行うお堂で、参拝者が絶えない。

 

五大力尊仁王会(ごだいりきそんにのうえ)

撮影:Feb.23.2014

醍醐寺の主要行事の一つ、「五大力さん」と親しまれている「五大力尊仁会」が毎年2月23日に営まれる。

「五不動明王など五大明王の力を授かり、その化身・五大力菩薩によって国の平和や国民の幸福を願う行事で、その歴史は醍醐天皇の時代、西暦907年まで遡ることがでるとされる。

全国から十数万人の参拝者が訪れるとされる仁王会は、醍醐寺最大の年中行事として知られている。

       

2月23日の仁王会に先立ち、15日から21日までの一週間、全山から集まった延1000人以上の僧侶が金堂にこもり、二十一座の仁王会前行を執り行う。

この前法要には一般の人も参列でき、僧侶が熱のこもった祈祷、祈願を行う祈りの場で、参拝ができ法要が終わるとお粥の接待が受けられる。法要は一日3〜4回、一回一時間行われ、21日am10時が結願である。

仁王会前行 平日は参拝者も少ない。準備万端の境内である。(堂内写真二枚醍醐寺HPより引用)

        

2月23日仁王会当日

朝の6時ごろから参拝の方々が続々と押し寄せます。境内は前日までと打って変った様相を呈します。

    

この日に限って授与される災難・盗難除けのお札「御影(みえい)」は、京都の町屋や老舗はもちろん、各家庭の出入り口に貼られている。

このお札を求めて、早朝から夕刻まで人の列が途切れることがない。

 

仁王会法要の営まれている金堂へ人が集まる。

      

金堂前の広場には、「餅上げ法要」に使われる巨大な二重ねの餅が展示されている。

     

不動堂前での柴燈護摩法要

「御影」は護摩焚きの煙にかざされる

          

ご本尊「五大力尊」の分身として、昼夜を問わず影の形に従うが如くその人の御身を守り、家を護り、あらゆる災難を払い除け、その身は無事息災、一家は安泰隆昌になるとされる。

境内アチコチ

五重塔前もお店がズラリ。五大カユに人だかり

     

真如三昧耶堂と祖師堂

     

観音堂

     

日月門と成身院付近

     

餅上げ力奉納

力自慢が巨大な鏡餅を持ち上げ、その時間を競う。女子約40名、男子約80名。あわせて約120人の男女が挑戦した。力自慢の人ばかりである。

鏡餅は紅白の二重かさねで、女性用は最大直径50cm、木製の台を含めた重量が90kg。男性用は80cmの150kgと特大。

申込順による抽選で出番順を決める。マスコットの「もちもちいん」も応援に駆け付ける。勝負は持ち上げた時からダウンまでの秒数で決まる。

     

ある女性の奮闘 9分ほど我慢に我慢を重ねて頑張りました。 もうヘトヘトです。

        

某男性の頑張りです。秒数は1分弱でした。

        

見る位置をかえると・・・・

          

観客はゲキを飛ばしたり、応援に熱中。

        

餅台を抱え込んで、渾身の力を集中して持ち上げようとする参加者の表情は様々。魅力的でした。

女子の優勝は、過去の最長記録を破り、11分11秒耐えた滋賀県東近江の女性。男子は4分20秒耐えた人が優勝。持ち上げた餅が贈られました。

女性は二度目の挑戦で、京都の道場で練習を重ねたようです。やはりツボ?があるようです。それにしても・・・・・。

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