京都府京都市左京区 真正極楽寺(真如堂)
Shinsho Gokurakuji (Shinnyodo) Sakyoku,Kyoto City,Kyoto
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November 26, 2023 野崎順次
Jun 7 2022 柚原君子
「真如堂(鈴声山真正極楽寺;れいしょうざんしんしょうごくらくじ)」
所在地:京都市左京区浄土寺真如町82
三条大橋から川端通りを進み、丸太町通りで右折して天王町の交差点を左折すると、真如堂の案内が出てきます。途中、京都にも教会があるのだとびっくりするほど大きな教会が二ヶ所ありました。真如堂の案内に添って左折をすると、え~っと思うような坂道の上り。本日は自転車を借りていますので引きながら登ります。高台に来て、良い景色ですが、息を切らしながら白川通りの平坦な道に出てしばらく行くと、真如堂の赤い総門が目に入ります。
総門は1695(元禄8)年に完成しています。真如堂西側の神楽岡(吉田神社)の神様方が夜にお参りに来られる際につまずかないように、とまたがなければならない敷居をなくして平になっています。総門をくぐって右手に三重の塔。1817(文化14)年に再建。多宝塔。本瓦葺で高さは約30メートル。京都府指定の文化財です。
本堂前には菩提樹の花が咲いていました。花は一週間ばかりしか持たないのですが、ちょうど満開の時期で、甘い香りもします。
真如堂は紅葉でも有名なお寺さんですが、紫陽花が咲き誇る寺でもあります。本堂の裏の萬霊堂の周囲にちょうど咲き始めていて、ひっそりとした小路が付いています。
真如堂は京都観光ナビには以下のように出ています。
『真如堂は鈴声山真正極楽寺と称し、天台宗に属する。叡山の戒さん(かいさん)上人が永観2年(984)一条天皇の御母東三条院藤原詮子の御願によって神楽岡(かぐらおか)東の離宮内に堂を建て、慈覚大師の作と伝える阿弥陀如来の像を安置したのがこの寺のはじまりである。
その跡は、現寺地の東北に当たり「元真如堂」という。のち幾度か寺地を変え、文明17年(1485)足利義政が旧地に再興したが、その後また他に転じ、元禄6年(1693)旧祉の西南、現在地に復した。
今の堂舎は宝永2年(1705)再建で、本堂の本尊阿弥陀如来立像一躯(重要文化財)は平安時代後期の作である。寺宝には室町時代の真如堂縁起三巻(重要文化財)ほか、寿永2年(1183)仏師運慶の願経として名高い法華経六巻(国宝)などがある。境内には後西天皇の皇女真珠院宮の墓をはじめ、藤原氏一門や春日局の生父 斎藤内蔵助利三など著名な人の墓が多い。また、紅葉の名所として知られている。』
April 2,2022 大野木康夫 source movie
June 1,2021 大野木康夫 source movie
宗忠神社前から
参道
三重塔(京都府指定文化財)
本堂(重要文化財)
November 22, 2020 野崎順次 source movie
京都府京都市左京区浄土寺真如町82
真正極楽寺(真如堂)
本堂裏・書院前あたり
本堂横から正面に
参道を総門の方へ
三重塔あたり
総門あたり
Apr.4,2020 瀧山幸伸 source movie
November 4 and 30, 2019 野崎順次 source movie (境内) (涅槃の庭) (隨縁の庭)
京都府京都市左京区浄土寺真如町82
天台宗
鈴聲山 真正極楽寺(真如堂)
以下の説明は全て本寺公式ホームページからの引用です。
真如堂は、正式には鈴聲山真正極楽寺(れいしょうざん しんしょうごくらくじ)といい、永観2年(984年)に戒算上人が開創した、比叡山延暦寺を本山とする天台宗のお寺です。「極楽寺と名乗る寺は多いが、ここが正真正銘の極楽の霊地」という意味を込めて名づけられ、その本堂を表す「真如堂」が通称として定着しました。衆生済度、特に女性をお救いくださる「うなずきの弥陀」を御本尊にまつっており、浄土宗の開祖・法然上人や浄土真宗の開祖・親鸞聖人をはじめとする行者や、多くの人々の祈りを受けとめてきました。
パンフレットとアプローチ、赤門から境内を東へ
府文 三重塔(法華塔)
国重文 本堂
度々の戦火で焼失し、享保2年(1717年)に再建。7間4面総欅、どっしりとした本瓦葺の入母屋造。内陣は金箔の天蓋や瓔珞(ようらく)で厳かに飾られています。
書院
燈明寺石燈籠
涅槃の庭
天龍寺や東福寺などの名刹や宮内庁の庭園管理を手がけてきた名造園家・曽根三郎氏が1988年に作庭した枯山水です。入滅(お釈迦様の最期)をモチーフに、北を枕にして横たわるお釈迦様とそれを取り囲む仏弟子や生類を石組みで表し、ガンジス川の流れを白砂で描き出しています。稜線をなぞるような有機的な生け垣の向こうには、比叡山や大文字山を含む東山三十六峰を望めます。心静かに穏やかに、いつまでも眺めていたい情景です。
隨縁の庭
本を代表する作庭家・重森三玲の流れを引く重森千青氏が2010年に設計した庭園です。四つ目の家紋(三井家家紋)が印象的に配置されています。作庭にあたって、重森氏自ら境内を巡り歩いて見つけ出した石が再利用されています。
「随縁」とは「随縁真如」の略で、「真理が縁に従って種々の相を生じる」という教えです。その本質は変わらずとも、季節や天候、時間帯など条件の違いによってさまざまな表情を見せることで随縁を体現しています。
書院、四季殿を戻って、本堂へ
四季殿、書院の建物外部
本堂東の紅葉
Nov.20,2018 瀧山幸伸
November 19,2017 大野木康夫 source movie
早朝の紅葉風景
白川通から白川沿いに北上
真如堂の東口へ
御会式桜
本堂前へ
本堂、三重塔と桜
山門付近
真如堂 (真正極楽寺)
京都市左京区浄土寺真如町82
所在と境内図
宗派:天台宗 本尊:阿弥陀如来(国重要文化財) 開山:戒算上人 創建:984(永観2)年
履歴
総門付近
菩提樹と本堂周辺
菩提樹 6月中旬が見頃
渡廊下を経て書院へ
涅槃の庭
1988(昭和63)年、曾根三郎氏によって作庭された。ガンジス川支流の沙羅の林の中で、北に向かって(左)を頭にしたお釈迦様が入寂され、その回りを弟子や生類たちが囲んで嘆き悲しんでいる様子が、植栽などによって表現されている。下記ねの向こうには大文字山などの東山が横たわっている。
随緑の庭
2010(平成22)年、重森千青氏によって作庭された。背後にある仏堂の蟇股に付けられた四つの目の家紋に因んでデザインされた。「随縁」とは、事象が縁に因って様々な現れ方をすることをいう。
堂内は全て撮影不可でした。
白河通りに出る東参道へ出る周辺
三重塔
すばらしい紅葉でしたが、日没の逆光等の為、うまく撮影できませんでした。
遠景は宗忠神社の石段から撮影したものです。
桜の境内
Dec.2006 source movie
三井家廟
だきに天
Mar. 2006 瀧山幸伸 source movie
本堂
Shinnyo Sansou
事務局用
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