京都府八幡市 松花堂
Shokado, Yawata city, Kyoto
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General |
国名勝茶室庭園 | |
Nature |
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Water | ||
Flower | ||
Culture | 寛永の三筆 昭乗ゆかり | |
Facility | ||
Food | 吉松花堂弁当 |
Mar.25,2022 瀧山幸伸
A camera
B camera
August 1 and 8, 2021 野崎順次 source movie
京都府八幡市八幡女郎花43-1
松花堂庭園・美術館
(Shokado Gardens and Art Museum, Yawata City,
Kyoto Pref.)
約40種類の竹がある池泉回遊式日本庭園
江戸時代初期・華やかな寛永文化の中心となって活躍した松花堂昭乗(1584~1639)ゆかりの松花堂庭園。2万2千㎡の広大な庭園は、草庵「松花堂」、泉坊書院などの文化財が露地庭や枯山水とともに趣のある風景をつくり出している。庭園内の茶室梅隠のつくばいに水琴窟があり、茶室の腰掛待合に座ると美しい音色が楽しめる。また、梅、桜、椿、青もみじ、紅葉など、四季を通した景観が癒しのポイントとなっている。松花堂弁当の発祥の地でもあり、庭園を観ながら弁当を味わうことができる。
(お茶の京都ウェブサイトより)
残念ながら、国名勝指定の内園(草庵松花堂、露地庭、泉坊書院、枯山水、築山庭園など)は2018年の地震及び台風による被害のため復旧工事中である。ただし、旧正門から書院玄関へと通ずる導入部は名勝指定に含まれ、観ることができる。
パンフレットと現地説明板
正門から吉井勇歌碑
外園を行く。
準絶滅危惧種「アサザ」
さらに奥へ
「松隠(閑雲軒)」
室町時代の茶室は、書院建築(泉坊書院)のなごりで「縁」を備えていた。昭乗が住職を務めた瀧本坊に小堀遠州が贈った「閑雲軒」は、瀧本坊の縁に作られました。縁を使って茶室へ入る様式の茶室を再現しています。
(松花堂パンフレットより)
「梅隠」(宗旦好み)
大人数で広い部屋でおこなう書院の茶の湯から、4畳半や6畳の小さな部屋に炉を切り亭主自らが茶を点てる、少人数で茶の湯を楽しむようになる。このころ草庵の茶室が流行しました。この茶室は、宋旦好みの4畳半の小間に土間庇という屋内と屋外をつなぐ中間域(中露地)が造られ、茶室と庭が直結されました。
(松花堂パンフレットより)
「竹隠」草庵「松花堂」4畳半から2畳の茶室へ
茶室と庭がつながり、自由な発想で茶室を構成出来るようになり、名物に依存する茶の湯から純粋に茶の湯を楽しむようになりました。露地全体を茶室ととらえ、待合い、飛び石、延べ段、井戸、灯籠、鱒い、竹垣、苔や樹木の植裁などを用いた露地庭が誕生して、山野にある庵を演出して茶の湯を楽しむ小間の茶室が多く造られました。
(松花堂パンフレットより)
美術館別館あたり
国名勝 松花堂及び書院庭園の内、旧正門から書院玄関へと通ずる導入部
国名勝 書院の南に展開する庭園の一部
庭園出口へ
美術館のパンフレット、令和3年初夏展「旅する拓本」
美術館の外観とミュージアムショップ、展示品は撮影禁止
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