京都府宮津市 カトリック宮津教会
(Miyazu Catholic Church, Miyazu City, Kyoto pref.)
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宮津洗者聖若翰天主堂 重要文化財
June 2,2024 大野木康夫
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宮津洗者聖若翰天主堂
所在地 京都府宮津市宮本500
カトリック宮津教会は宮津市役所の西南に位置しています。現役最古のカトリック聖堂で、今年1月のに重要文化財に指定されました。月水金の13:30から15:00まで内部を公開されていますが、撮影は禁止されています。
【国指定文化財等データベースから引用】
宮津市の中心市街地に位置する。明治中期にカトリック教会が教線を拡大する中、但馬から若狭地域に布教を進めたルイ・ルラーブ神父の設計で、明治29年に建築された木造教会堂。三廊バシリカ式で、外観はロマネスク様式を基調とし、正面中央に大きな薔薇窓を飾る。地元大工が施工を担い、内部の板張りとしたリブヴォールト天井の細工は巧みであり、ステンドグラスの窓は引分としている。畳敷きの会衆席が当時の布教の様子を伝える。昭和2年の北丹後地震で被災後、正面ファサードなどを改めたが、長崎以外に現存する木造カトリック教会堂として最古級の遺構であり貴重。
June 10, 2023 野崎順次 source movie
京都府宮津市宮本500
カトリック宮津教会 聖ヨハネ天主堂
(Miyazu Catholic Church, also called
Saint John Church. Miyazu City, Kyoto pref.)
説明は全て宮津市公式ウェブサイトからの引用である。
宮津市役所の西側に立つ白亜の美しい建物は、1896年(明治29)に建てられた「カトリック宮津教会
聖ヨハネ天主堂」。当時、パリ外国宣教会によりフランスから日本に派遣されたルイ・ルラーブ神父自ら設計し、地元の旧家・田井氏が土地を寄付して建てられた、現在もミサが行われている教会としては一番古い建物です。
パンフレット
教会外部
教会内部
堂内を照らすステンドグラスは全てパリ製。教会を建てた時にルイ・ルラーブ神父がフランスから取り寄せたものだそうで、現在、フランスでもこの技法で作られるステンドグラスは無いのだそうです。
この教会が面白いのは建築様式はフランス風なのに対し、堂内は畳敷きということ。現在は椅子が並べられていますが、静寂に包まれた堂内に立っていると当時の人々がこの畳に座り、熱心にお祈りをしていた様子が目に浮かんでくるようです。
そして美しいアーチを描くヴォールト天井や飴色に光る柱はすべて丹後のケヤキを使用しています。設計はルイ・ルラーブ神父ですが、建てたのは地元・宮津の大工さんで、1927(昭和2)年に丹後地域を襲った北丹後地震でもびくともしなかったそう。いかに宮津の大工さんたちの腕が素晴らしいかが分かります。
細川ガラシャ夫人像
カトリック宮津教会に隣接する大手川ふれあい広場に立っている銅像は細川ガラシャ夫人像です。この銅像は何度見ても美しく、さすがヨーロッパまで知れ渡るほどの絶世の美女ですね。一方で逆賊明智光秀の娘、悲劇のヒロインというイメージが強いガラシャですが、実はここ宮津にも住んでいた時期があり、しかも幸せな時間を過ごしたというエピソードが残されています。
May. 2006 瀧山幸伸 source movie
カトリック教会
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