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京都府与謝野町 旧尾藤家住宅

Bitouke,Yosano Town, Kyoto

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June 2,2024 大野木康夫 source movie

所在地 京都府与謝郡与謝野町加悦1085

与謝野町加悦重要伝統的建造物群保存地区の中核をなす家屋で、今年1月に8棟が重要文化財に指定されました。
【文化審議会答申から引用】
京都府北部の与謝野町加悦に所在する。江戸中期から製織を主産業として発展した重要伝統的建造物群保存地区与謝野町加悦を代表する縮緬繊維問屋で、地区最大級規模の敷地をもつ。幕末に但馬地域から移築された主屋は地区内最古級で、但馬と丹後双方の民家の特徴を巧妙に採り入れ、その後建築された加悦地区の主屋に影響を及ぼした。敷地は、正面に前庭付の主屋が建ち、背後の中庭周囲に奥座敷、新座敷、奥蔵などを整える独特の屋敷構え。新築や増改築、移築や曳家など建築の経緯が明らかで、洋風の応接間や書斎、煎茶趣味の新座敷など、近代化に伴い新味を加えて形成された屋敷は、近世末期から近代にかけて繁栄した加悦の変容をうつしている。

主屋(重要文化財)
慶応元(1865)年の建築
木造、桁行13.2m、梁間8.0m、二階建、切妻造、四面下屋附属、南西浴室附属、桟瓦葺

                                                      

奥座敷(重要文化財)
江戸末期の建築
木造、桁行12.0m、梁間4.7m、一部二階建、東面入母屋造、西面切妻造、桟瓦葺、南面縁、洗面及び便所附属、東面濡縁及び雪隠附属、銅板葺一部桟瓦葺

                    

内蔵(重要文化財)
慶応元(1865)年の建築
土蔵造、桁行5.9m、梁間4.1m、二階建、切妻造、南面縁附属、桟瓦葺

              

新座敷(重要文化財)
昭和5(1930)年の建築
木造、桁行8.3m、梁間6.4m、二階建、切妻造、桟瓦葺一部銅板葺、二階南面ベランダ附属

                                    

雑蔵(重要文化財)
文化13(1816)年の建築
土蔵造、桁行5.9m、梁間3.9m、二階建、切妻造、桟瓦葺

         

新蔵(重要文化財)
明治後期の建築
土蔵造、桁行5.4m、梁間4.9m、二階建、切妻造、桟瓦葺

                    


奥蔵(重要文化財)
明治21(1888)年の建築
土蔵造、桁行10.8m、梁間7.6m、二階建、切妻造、桟瓦葺

                                   

米蔵(重要文化財)
明治後期の建築
土蔵造、桁行4.9m、梁間3.9m、切妻造、桟瓦葺

                          

伴部屋及び味噌部屋(附指定)
木造、桁行4.9m、梁間6.0m、一部二階建、東面寄棟造、西面切妻造、桟瓦葺

                      

露地門及び塀(附指定)
一間一戸薬医門、土塀、折曲り総延長18.1m

     

客用浴室及び便所(附指定)
木造、桁行5.8m、梁間2.6m、切妻造、桟瓦葺一部銅板葺

  

坪庭塀(附指定)
土塀、折曲り総延長4.9m

 

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