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長崎県五島市 江上教会
Egami church,Goto City,Nagasaki Pref.


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信仰での巡礼以外の目的で教会を訪問される方へのお願い

五島市奈留町大串郷1131 江上天主堂 重文 近代/宗教 大正 大正7(1918) 三廊式教会堂、木造、建築面積161.76u、一階建、桟瓦葺 祭壇1基 20080609



Sep.26,2018 田中康平

長崎県五島市奈留町大串1131-2

奈留島江上集落にある教会。江上集落の潜伏キリシタンは江戸時代に大村藩から移住してきた4家族に始まる。未開の地を開墾して生活を続けた。開墾時の石積みが教会の裏手に残っているのが見られる。江上集落の信者がカトリックに戻ったのは1881年で、その後1918年にこの教会が建てられた。
鉄川与助の代表作の一つとされる教会。木造で内部の柱の木目は全て特殊な技法で描いたもので美しい。
内部は現在撮影禁止。
近くには廃校された江上小学校も見られる。過疎化に直面している姿が感じられる。

世界遺産「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」の構成資産。国重要文化財。
重文指定年月日:2008.06.09(平成20.06.09)
国指定文化財等データベース解説文:江上天主堂は、五島列島中央部に位置する奈留島の北東部、大串湾を西に臨む江上地区に所在する。港近くの谷戸の入口部に北西を正面として建つ。鉄川与助(一八七九〜一九七六)の設計・施工、大正七年三月八日の祝別とされる。
 鉄川与助は五島列島に生まれ、明治後期から長崎県を中心に五○を超える教会堂建築の設計施工を請負っている。県下に残る作品としては、煉瓦造の青砂ヶ浦天主堂(明治四三年 重要文化財)と田平天主堂(大正七年 重要文化財)、石造の頭ヶ島天主堂(大正八年 重要文化財)等がある。
 江上天主堂は、木造下見板張、切妻造桟瓦葺の三廊式教会堂で、平面規模は、身廊部長一六・六メートル幅三・六メートル、側廊部長一四・九メートル幅二・三メートルとする。玄関は身廊部の内側に設け、祭壇部の左右には香部屋を配し、祭壇部背面側の廊下が左右の香部屋を繋ぐ。
 外観は三廊式に対応した重層屋根構成とし、香部屋廻りには更に下屋を両側及び背面に差し掛ける。会堂部の開口は、ファンライト付の縦長窓で、内側に内開きのガラス戸、外側には外開きの鎧戸を設え、ファンライトは嵌め殺しのガラス窓とし、外側に窓台と半円アーチの小庇を付けて飾る。また、会堂部の軒裏には装飾的な持ち送りを並べる。
 内部は、アーケード・トリフォリウム・クリアストーリーの三層構成とし、列柱はアーケードの半円アーチ起点と、トリフォリウムの上部とに柱頭を有し、四分割リブ・ヴォールト天井を架ける。側廊部も身廊部同様の四分割リブ・ヴォールト天井とする。
 江上天主堂は、重層屋根構成、内部三層構成の木造教会堂であり、我が国における木造カトリック教会堂建築のうち最も完成度の高い作品として、歴史的価値が高い。また、長崎県を中心に多くのカトリック教会堂を手がけた鉄川与助の代表的木造教会堂建築としても重要である。
               


Dec.20 2009 撮影:瀧山幸伸

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