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Monthly Web Magazine (Aug. 2010)

■■■ベニツチカメムシ 末永邦夫

撮影日 2010年7月4日と22日撮影

撮影地 福岡県久留米市高良山(こうらさん)

 

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【説明】

 ベニツチカメムシの母親はボロボロノキの落ち葉などの下に簡単な巣を作り、卵塊や孵化した幼虫を育てます。

 巣を変える時には、卵塊を口吻でさして移動します。 

 そして、幼虫の唯一のエサであるボロボロノキの実を数メートル先からでも捜して来て、子供に与えます。

 幼虫は実に口吻を刺して汁を吸います。

 母親は最後に自分の身体を子供にエサとして与えて一生を終わります。

 ボロボロノキは九州を北限とする南方系の樹木です。

 この木については、ベニツチカメムシの撮影をするまでは、聞いた事も、見た事も有りませんでした。

 当動画作成に当たり、久留米のG先生にご指導を頂きました。ここにお礼申し上げます。 

【写真】

写真01-ベニツチカメムシの成虫

 体長約1cm。

写真02-ボロボロノキ

 樹高1〜2m位の潅木。

 注意して見ると、自宅の近くにも有りました。

 しかし、ベニツチカメムシは見つかりませんでした。

写真04-ボロボロノキの実と葉

 強い雨で落下した実と葉です。大きさが分かる様に

 1円玉を置いて撮影しました。

写真05-ボロボロノキの実を食べる成虫

 抱きかかえて実に口吻を刺して、汁を吸っていました。

 

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