JAPAN GEOGRAPHIC

Monthly Web Magazine Feb. 2018

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■ 想定外 大野木康夫

1月の後半、風邪をひいて体調を崩し、週末2回分を自宅で過ごしました。

ようやく外に出る気になった2月4日、早起きして目指したのは東熊野奥地の滝群でしたが、国道169号の大嶽トンネルを抜けたら一面の雪景色で、引き返すのが困難になると判断して当初予定を断念し、Uターンして川上村の御船の滝を目指しました。

御船の滝への道は冬季は積雪のため通行止めになっており、途中の井氷鹿の里の駐車場に車を停めて2.5kmの道を歩いていかなければなりません。

井氷鹿の里出発は8時12分、駐車場にはすでに4台の車が停まっていました。

   

長靴で雪道をゆっくり進みます。

  

途中の岩戸の滝展望台(井氷鹿の里から1km地点)で撮影しながら小休止しました。

雪と氷柱の景色が広がっていました。

   

岩戸の滝出発は8時40分、川のあちこちに見える氷柱を撮影しながら御船の滝を目指しました。

    

滝入り口到着は9時11分、駐車場の係の人が1時間くらいかかるとおっしゃっていたとおりの時間でした。

  

滝までは150mほど、雪に覆われた道を慎重に進みました。

  

氷結を期待した御船の滝は、前日に気温が上昇したため真ん中に流れができており、凍っているのは50%程度でした。

それでも冬の風景としては充分見栄えがするように思えました。

滝前の入口からの撮影

   

展望台からの撮影

        

滝正面直下からの撮影

       

滝下流からの撮影

 

10時頃まで撮影して、雪道を小走りに戻りました。

井氷鹿の里に帰ったのは10時25分でしたが、帰りの林道で、登ってくる車が氷結した路面で滑って横を向いており、少し待たなければなりませんでした。

朝から予定通りにいかない日だと思ったので、帰りは宇陀松山の重伝建地区と史跡宇陀松山城を撮影し、早めに切り上げて帰宅しました。

            

思えば、風邪をひいたのが最大の想定外だったと思いますが、それなりに撮影を楽しむことができました。

これからも、その時の条件の中で、最大の成果を引き出すことができるよう、下調べなどの準備をしたうえで撮影に臨みたいと思います。

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