Monthly Web Magazine Aug. 2018
時期が良かったのか日頃の行いが良かったのかは知らないが、初めてライチョウを見ることができた。
立山の室堂ではライチョウのヒナ7羽が母親の周囲を走り回っていた。ヒナは動きが速い。動画には写っているが写真では早い動きに追いつけずボケているものが多かった。
乗鞍の大黒岳山頂ではオスとメスのライチョウに出会った。ヒナもいたらしいが見ることはできなかった。
メスのライチョウは目の前を往来する人の姿にも動ぜず砂浴びをしていた。害虫除けのためらしいが、恐竜映画を連想させる顔つきでバシャバシャと砂をかぶる所作が騒々しく、興味深かった。
オスのライチョウは目の周りが赤く美しい。メスと共に子育てに専念することはなく離れて呑気に暮らしているという。
それにしても今年の暑さは半端ない。立山も乗鞍もライチョウの生息環境とは言えないほど暑かった。
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