Monthly Web Magazine Oct. 2018
彼岸花が咲き誇っているというニュースを見て、彼岸花で有名な鰐鳴八幡宮へ行ってきた。
200メートル程の参道には見事に彼岸花が咲き誇り、周りの田んぼには頭を垂れる稲穂と彼岸花がとても美しかった。
ネズミやもぐらが田んぼに来ないようにと植えられた有毒な球根を持つ花であるにも関わらず、稲穂の黄色とのコントラストはこのシーズンだけのものだ。
鰐鳴八幡宮では、いつものようにご朱印を頂いたところ、可愛らしい彼岸花の絵まで描いて下さった。ご朱印行列ができていたのに、本当にありがたいことです。
ご朱印はちょっとしたブームにもなっているらしく、寺院や神社でも「ご朱印はこちらです」と張り紙をされているところもある。
マナーを知らない人はスタンプの感覚でもらっているのだろうか?
ご朱印帳を閉じたまま出し、何かを買うように300円を出し、挙句の果てには「お釣り下さい」とまで言っているのを見かけた。
ご朱印を頂き始めたころ、どのように頂くのか、神社でお話を伺ったことがあった。
書いて欲しいページを開いてお渡しし、受け取る時のお金は「いくらお納めください」と言われるまで出さず、お金は両手で「お供えくださいませ」と準備してきた小銭から出すのが最低限の礼儀であると言われていた。
ところで、ご朱印には特別な日のご朱印もある。以前山口県津和野市の鷺舞を見に行った時に頂いた弥栄神社のご朱印は、この鷺舞が催される日だけ神社の印の他に鷺舞の印も押して頂ける。伺わなかったが、今回の鰐鳴八幡宮の彼岸花の絵もそうかもしれない。
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