JAPAN GEOGRAPHIC

Monthly Web Magazine Nov. 2018

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■ 福島の絹遺産 瀧山幸伸

絹に関する文化遺産を継続的に調べている。日本が誇る文化の中で、絹は経済的にも特別な存在だった。

なぜ明治新政府が福島を重視したか、日銀の支店第一号が福島にできたかは、現代では意外に思えるが当時は自明の理だった。

今回は亀岡家福島市民家園を再訪した。

 

詳細は解説文と写真、館長の解説動画などで理解できるので私のつたない解説は省略するが、当時としては最も裕福で文化的にも先進的な地域だった。

将来、このように国の経済をけん引するような産業はどの地方で創生されるのだろうか。一極集中の弊害でコストが肥大した東京ではないような気がする。

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