Monthly Web Magazine Mar. 2019
なんといっても桜の早咲ナンバーワンは伊豆の河津の桜と下賀茂の桜だろう。今年も十二分に堪能させていただいた帰路、西伊豆堂ヶ島の三四郎島の前を通る。
日本の夕日百選に選ばれるほど素晴らしい夕日ということで、三四郎島の前には数人夕日撮りカメラマンがスタンバっていた。
日の入りまでは40分ぐらい、当然待つ気もなく、ちょいと一枚のつもりで〜♪充分美しい島々を撮っていると地元のおじカメさんが親切に解説してくれる。
三四郎島と夕日とトンボロが一緒に撮れるのは五年に一度しかない、ということだ。確かにトンボロが見える。
トンボロはたびたび目にする上、夕日は、しょっちゅう。
少し根拠が怪しいとは思ったが、そこまで何度も言われると連れ合いと友人Yは撮る気満々になってきたらしい。結局日の入りまでなんだかんだ撮りまくった。
結論として、日の入りの夕日が弱いらしく絶景を撮り損ねたおじカメさんは「これじゃコンテストに出せない」とちょっと残念そうだったが、今度は10月だからと言っていた。おいおいさっきは五年に一度って言ったじゃない。
つまりそれほど珍しいという意味なのかと理解する。
日の入り時間と干潮時間、潮位(トンボロになるためには30-50cm位まで干潮時間の前後一時間)、快晴の天気、この奇跡的な出会いがないと絶景夕日は撮れないのだろう。
友人Yは夕日の前を船が通ることまで願っていた。
奇跡的な自然現象と根性と体力がマッチングするのはそれこそおばカメ的には五年に一度ぐらいになりそうだ。
今月のニャンコ
小石川植物園のカモフラージュにゃんこ
枯葉の中で爆睡中
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