東京都文京区 小石川植物園 (東京大学大学院理学系研究科附属)
University of Tokyo Koishikawa Botanical Garden,Bunkyoku,Tokyo
Category
|
Rating
|
Comment
|
General
|
|
都心のオアシス |
Nature
|
|
|
Water |
|
|
Flower |
|
|
Culture |
|
|
Facility | ||
Food |
Nov.28,2023 瀧山幸伸 source movie
徳川綱吉の白山御殿外堀 発掘調査説明会
Mar.12,2023 瀧山幸伸 source movie
Dec.2021 瀧山幸伸 source
movie
小石川植物園(東京大学大学院理学系研究科附属植物園)
入り口付近
メタセコイア林
養生所井戸付近
梅林付近
日本庭園
東大の植物園は、小石川と日光分園の二か所。両園とも植物園以前の土地利用の歴史が興味深い。北海道大学の植物園とともに大学付属の植物園として長い歴史がある。
国名勝および史跡
正式名称 東京大学大学院理学系研究科附属植物園
前身 小石川御薬園
開園 1684年
東京都文京区白山三丁目7番1号
元々は東京大学が開設した施設ではなく、江戸幕府によって開園された小石川御薬園であった。幕府は、人口が増加しつつあった江戸で暮らす人々の薬になる植物(薬草)を育てる目的で、1638年(寛永15年)に麻布と大塚に南北の薬園を設置したが、やがて大塚の薬園は廃止され、1684年(貞享元年)、麻布の薬園を5代将軍徳川綱吉の小石川にあった別邸に移設したものがこの御薬園である。その後、8代徳川吉宗の時代になり敷地全部が薬草園として使われるようになる。1722年(享保7年)、将軍への直訴制度として設置された目安箱に町医師小川笙船の投書で、江戸の貧病人のための「施薬院」設置が請願されると、下層民対策にも取り組んでいた吉宗は江戸町奉行の大岡忠相に命じて検討させ、当御薬園内に診療所を設けた。これが小石川養生所であり、山本周五郎の連作短編小説『赤ひげ診療譚』や、この作品を映画化した黒澤明監督作品の『赤ひげ』は、養生所を舞台とした医師の物語である。のちに、養生所は江戸時代の七分積金をもとにした東京市養育院の設立(明治5年)につながった。なお、御薬園は、忠相が庇護した青木昆陽が飢饉対策作物として享保20年に甘藷(サツマイモ)の試験栽培を行った所としても有名である。
その後、明治期に入り、東京大学が1877年に開設されると、同大学理科大学(現・理学部)の附属施設となり、広く一般植物などを多種揃えた植物学の研究施設として生まれ変わった。同時に、一般にも公開されるようになった。1897年には本郷キャンパスにあった植物学教室が小石川植物園内に移転し、講義棟も建設され、植物学に関する講義も行われることになった(1934年に植物学教室は本郷に再移転)。1998年より、現在のように大学院理学系研究科の附属施設となった。
2012年9月19日に、「小石川植物園(御薬園跡及び養生所跡)」として国の名勝および史跡に指定された。
本館は2013年度のDOCOMOMO JAPAN選定 日本におけるモダン・ムーブメントの建築に選出されている。
(wikipedia)
年譜
1638年 (寛永15年) 徳川幕府は、江戸の南 (現在の南麻布) と北 (現在の護国寺付近) に薬園を開設するが、護国寺の設立に伴い、麻布南植物園に移設
1684年 (貞享 元年) 麻布南薬園を小石川御殿内の北側に移す
1722年 (享保 7年) 小石川薬園内に養生所を開設
1735年 (享保20年) 青木昆陽が小石川薬園内で甘藷を試作
1868年 (明治 元年) 明治維新により東京府管轄、大病院附属御薬園と改称
1869年 (明治 2年) 大学東校管轄、医学校薬園と改称
1875年 (明治 8年) 文部省所轄教育博物館附属・小石川植物園と改称
1877年 (明治10年) 東京大学設立に伴い、法理文三学部附属植物園と改称
1880年 (明治13年) 東京大学附属小石川植物園と改称
1884年 (明治17年) 東京大学植物園と改称
1886年 (明治19年) 帝国大学令の発令により、理科大学に管理替え、帝国大学理科大学植物園と改称
1888年 (明治21年) 植物園規則を改め、入園料を徴収
1896年 (明治29年) 平瀬作五郎によるイチョウの精子発見 池野成一郎によるソテツの精子発見
1897年 (明治30年) 東京帝国大学理科大学付属植物園と改称 植物学教室が植物園内に移転
1902年 (明治35年) 日光に分園を開設、当初仏岩であったが、明治44年に現在地へ移設
1919年 (大正 8年) 東京帝国大学理学部附属植物園と改称
1923年 (大正12年) 関東大震災被災者の一部を植物園内に収容
1935年 (昭和10年) 植物学教室が本郷に移転
1939年 (昭和14年) 植物園本館完成
1945年 (昭和20年) 戦災で温室、黒門、集会所、教室跡建物を完全焼失
1947年 (昭和22年) 東京大学理学部附属植物園と改称
1950年 (昭和25年) 旧田母沢御用邸敷地が、日光植物園に移管
1952年 (昭和27年) 温室を木造で復旧
1964年 (昭和39年) 温室を鉄骨に改修
1969年 (昭和44年) 本郷地区の旧東京医学校本館(明治9年建造)を園内に移築(重要文化財)
1977年 (昭和52年) 東京大学理学部附属植物園運営委員会発足
1984年 (昭和59年) 植物園本館改修
1993年 (平成5年) 研究温室竣工
1998年 (平成10年) 東京大学大学院理学系研究科附属植物園と改称
2012年(平成24年) 文化財保護法の規定により名勝及び史跡に指定される
名称は小石川植物園(御薬園跡及び養生所跡)
(植物園ホームページより)
A camera
B camera
ソウシチョウほか
文京区白山3丁目
A camera
ハナササゲ
B camera
桜の下は芝生で、子供を遊ばせるには最高。
植物の勉強にもなり、のんびりと一日過ごせる。
早咲きのオオシマカンヒザクラもあり、梅の季節に桜が楽しめる。
世界一大きい花 ショクダイオオコンニャク
メンデルのブドウ、ニュートンのリンゴ
1st camera
2nd camera
Thunderstorm
Aug.2008 瀧山幸伸 source movie
July 2006 瀧山幸伸
夕景
All rights reserved 無断転用禁止 登録ユーザ募集中