Monthly Web Magazine July 2019
最近はバスやJRなどの公共機関を使った日帰り旅行に参加するのみで、滞在時間が総じて僅かで慌ただしく満足しないことばかりです。
行く先々は皆さんの投稿内容から予備情報を得て動くようにしていますが、行く先に当て外れが多く、チグハグな時間を過ごしております。
過日福山の鞆の浦周辺を散策しました。
JR福山駅から約14㎞、沼限半島の先端にある『鞆の浦』は日本で最初に指定された”瀬戸内海国立公園“の一部で、穏やかな海に弁天島、仙酔島、皇后島などの島が浮かぶ景色に見惚れました。
仙酔島→仙人が酔うほどに美しい島と称された伝承が残る無人島です。
江戸時代にこの地を訪れた朝鮮通信使は「日東第一形勝」と称賛(對潮楼−創建平安時代950年頃の福禅寺の客殿−からの眺め)
1939(昭和14)年には切手の図柄に採用されました。
鞆の浦と約300m巾の尾道水道を隔てた仙酔島へは渡舟(平成いろは船)に乗り5分間で到着します。
周囲約6㎞の島です。ハイキングコースにもなっており散策が出来ます。
大弥山(標高150m)赤岩展望台からの眺望
田ノ浦海岸線遊歩道
約9000年前の火山活動で出来た流紋岩質凝灰岩から形成されており地質的には希少とされています。岩は風化により様々な色となり、五色(黒赤・青・黄・白)で出来ていると説明にあります。歩道から見る瀬戸内の景色も上々です。
仙酔島や港町・鞆の浦には歴史上の名所・見どころが多くあります。それらの詳細についてはすでに投稿されていますので省略します。
仙酔島には国民宿舎・とその関連の宿舎があり、各種の温泉が有名のようです。江戸時代のお風呂を再現したものもあるようで、海水を汲みだして利用しています。
早朝汲みだした海水を使って焚きだした「竹めし」?もあるようです。詳細は不明です。予約して準備されるようです。
身辺の勝手が利かなくなって始めて、すべてが中途半端になっているテーマの多さを知り苛立ちして日々を送っています。
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