JAPAN GEOGRAPHIC

Monthly Web Magazine Dec. 2019

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■ 伯耆大山宍道湖  野崎順次

11月下旬に足立美術館(安来市)、松江城下町、出雲大社を2泊3日で巡った。島根県の東部ということになる。その時の大山と宍道湖の風景である。

伯耆大山

姿の美しい霊山である。もうとっくに亡くなられたが、米子にごく親しい取引先があり、日野川のほとりに事務所があった。山陰線と交差するあたりである。そのあたりから大山が目の前に見えたし、その山麓を何度も車で走ったので、この山に対して個人的な思い入れがある。

11月22日午後1時ころ、伯備線から西側が見える。うっすらと雪をかぶっている。北西に進むにつれて、危険な尾根(通行禁止)と切り立った北壁が少しだけ見える。若いころ登って見ようかと思ったこともある。

           

同日、午後遅く、足立美術館のシャトルバスから見る。岩峰がみえないので、のどかな独立峰である。

    

松江から見る。最初は23日早朝、宍道湖畔のホテルの8階から、その次は正午ころ、松江城天守閣から。

  

松江市内の宍道湖

23日早朝、午前6時ではまだ真っ暗だったから、午前7時くらいか。

      

午前中、対岸に島根県立美術館が見える。

   

午後に美術館に行った。その前の湖面に白鳥が7~8羽浮かんでいたが、夕方前にはどこかに飛んで行った。

        

美術館の湖畔は広々とした芝生で市民の憩いの場である。また、夕陽を鑑賞する絶景地との評判が高い。そのため、美術館の北面はガラス張りである。

      

夕焼けが近づいてきたが、もう去らねばならない。

  

出雲大社方面の一畑電車から見た日没後の宍道湖である。

 

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