■ 近くで春を探して 川村由幸
緊急事態宣言も延長され、どこにも出かけられません。
仕事と歯と高脂血症治療の医者通い以外、外出していません。
従って、ウェブマガジンのネタも尽きていて、何を書こうかと悩むことも出来ません。
こんな時は近所を歩いて、まだ少し遠い春を捜し歩いて見ました。
これは冬の花でしょうか、蠟梅です。名前の通り蝋を引いたような花びらで寒さに負けない強さのある花です。
住まいの住宅地の入口にあり、通勤の旅に楽しませてもらっています。
梅が咲き始めています。まさに早春の花として相応しいのがこの梅です。
撮影に足を運ぶまで梅が咲き始めたことに全く気が付いていませんでした。もろろん、外出の機会が少ないこともその原因でしょうか、コロナ・コロナで心の余裕を失っていることのほうが大きい理由のような気がします。
芝桜は春真っ盛りの花ですが、ポツリポツリと咲いています。一面に咲いて芝桜、これでは芝桜らしくありません。
誰が植えたのか、道端に咲く水仙。これも春を告げる花の代表格です。何株かまとめて植えられていますが咲いていたのはこの一株だけでした。
こぶしのつぼみも膨らんできています。もうすぐあの白い花を咲かせます。もう春はそんなに遠くないでしょう。
今年は桜を見に出かけることができるのでしょうか。いつになったらコロナの呪縛から解き放たれ、自由にシャッターが押せるようになるのでしょう。丸一年になろうとするコロナ禍、終息の兆しはまだ感じられません。
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