JAPAN GEOGRAPHIC

Monthly Web Magazine Feb.2021


■ 初めての…大野木康夫

初めて泊りがけで一人旅をしたのは、高校1年の12月で、北四国のお城を巡りました。
私が出た高校はミッションスクールで、毎年クリスマスに活人画(タブロー)を上演するので、出発はタブローの夜の翌日、12月25日で、新快速、普通電車、宇野線、宇高連絡船と乗り継いで最初の目的地高松城に行きました。
高松は雨、当時家にあったカメラはコニカのC35で、手動でピントを合わせるもので、当然ズーム機能もなく、撮影した櫓の写真も、あまりに遠慮がちに思えます。
 

次の目的地は丸亀城でしたが、やはり雨の中、木々をよける工夫もあまりせず、天守閣の写真も木の枝がふんだんに映りこんでいます。
 

この日は丸亀で泊まり、翌日は急行(おそらく「伊予」)で松山に行きました。
松山城は快晴で、歩いて上ったような気がします。
フイルム写真なので、たくさん残る建造物も、一部しか撮影しなかったようです。
 

松山で城跡以外の名所も回って1泊した後、大洲と宇和島に行きました。
この日は、雪が降っており、私が乗った急行が伊予長浜で6分間吹雪がおさまるのを待った記憶があります。
大洲城は当時、櫓4基が残っていましたが、三の丸南櫓を撮影するのを忘れていました。
 

宇和島城では雪もおさまり、青空の下、雪をかぶった天守閣が印象的でした。
 

紙焼き写真、しかも簡易なC35で撮影したものなので、今見ると大変稚拙な写真ばかりですが、当時は満足していたような気がします。
これからも、しばらく撮影に出にくい状況ですが、初心を忘れず、好奇心を持って撮影を続けていこうと思います。

 

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