JAPAN GEOGRAPHIC

Monthly Web Magazine Feb. 2022

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■ おばちゃんカメラマンが行く  @信貴山朝護孫子寺  事務局

今年こそ信貴山朝護孫子寺に行こう。
行くなら今月でしょう。
国宝 信貴山縁起絵巻で有名な朝護孫子寺、絵巻には創建当時の東大寺大仏殿と大仏及び庶民の生活の様子が描かれている。創建は不明だが、寅年寅の日寅の刻、聖徳太子が信貴山で毘沙門天王を感得したと言われ、西暦582年と寺の歴史には刻まれている。毘沙門天王信仰の総本山で、昔からパワースポットとして庶民信仰の対象となっている。そのため、広い境内ではあるが参拝順路脇には所狭しと虎の置物や奉納された置物などがあり、楽しみながらお参りできる。なんじゃこれ?!と思わず言ってしまいそうなものもあるが、ご利益を求める庶民の気持ちの表れだろう。
今年は寅年ということで、奥秘仏毘沙門天王像の御開扉が行われている。12年に一度の御開扉ということになる。今月は寅年寅の月なので、毘沙門天の像開扉(2月1-28日)と寅祭り(2月26、27日)が盛大に行われる予定だが、コロナの影響が心配される。
何はともあれ、商売繁盛、家内安全、疫病退散、何でも叶えてくれそうだ。
 

今月のニャンコ

朝護孫子寺
微妙に申し訳なさそうなキジトラ猫
母はトラ猫だったのに

 

 

 

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