通信員HowTo
取材姿勢と取材方法について
「自分の知性、感性、技術を、通信員研究員同志で学ぶことにより、さらに高い次元に昇華させ、成果物(教育素材)を通じて、教育する側として貢献すること」
を目的としていることから、その取材姿勢は「活動綱領」を遵守の上、一部のマナーに問題あるマスコミ、写真家などの悪弊に染まらないよう、社会的に尊敬される高潔なボランティア活動として実践していきましょう。
撮影・立ち入りの事前許可などについて
・ 取材対象、特に「敷地内」「建物内」は、「撮影禁止」の場合が多いことから、事前に施設の管理者に「撮影の可否」を確認しましょう。撮影許可を得る場合は、個人、非商用として許可を得ることとなります。Japan Geographicの通信員としての品位を保つことに心がけましょう。
・文化財などで、現に「居住」されている建物などもありますので、敷地内への立ち入りは、必ず事前に許可や了解を受けた上で行いましょう。
撮影時の注意事項など
・服装、態度
文化財建築を訪問する場合は、きちんとした服装を励行し、取材先への敬意を示しましょう。建築物の内部では、靴、帽子、バッグの取り扱いに細心の注意を払いましょう。宗教の対象は、祈りと感謝の気持ち(寄付など)を忘れずに。山野の自然を撮影する場合には、安全を最重視しましょう。タバコ・ゴミなどは持ち帰る、車のエンジンはこまめに消すなど環境に配慮しましょう。
・三脚/ストロボ
「撮影可」の場合でも、特に三脚(一脚含む)を使用することで「床や壁面に傷をつけたり」、最悪「展示物・付属物の損壊」などということにもなりかねませんので、細心の注意をはらいましょう。(事前に撮影許可と併せて三脚とストロボ使用の可否も伺っておいた方が無難です。ストロボ光に含まれる紫外線は退色の原因になりますので、書画、織物などには原則としてストロボを使わないようにしましょう)
祭り、蛍、花火など、雰囲気を重視する場、他の人が無発光露光を行っている場でのストロボ利用は控えましょう。
三脚を伸ばしたままの移動は厳に慎みましょう。
・雑音
他の撮影者や見学者の迷惑にならないよう配慮しましょう。特に写真撮影の人はビデオ撮影の人(音や揺れ)に配慮しましょう。
・肖像権
大きくはっきりと顔が映るような場合、その人の許可をもらいましょう。後々もめたくない場合には、通信員の名刺を2枚用意し、一枚は先方に渡し、後日UP時に確認してもらう、もう一枚は、日付入りでOKサインをもらい自分が保管する、などが効果的です。
取材での必須携行品(非常時にも備えて)
・通信員の身分、連絡先を表す名刺など
・Japan Geographicのページコピーなど
・LEDライト
・携帯電話(万が一の場合に備え山間部でも通信可能なキャリアを選ぶ)
・合羽、防寒具(非常時の保温にもなる)
・非常食(チョコなど)、水筒
・タオル、ティシュー、レンズクリーナー、筆記用具
・ゴミ袋/シャワーキャップ(カメラレンズの雨除けにもなる)
目的地、季節に応じあったほうがよいもの
・熊避け、笛、虫除け、ヒル除け
・簡易アイゼン(滑り止め)、ウェイディングシューズ(川を渡渉する地下足袋のようなもの)
・手袋、帽子
詳しくは、写真、動画、音などの記録詳細を参照してください。
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