東京都東村山市 正福寺
Syofukuji,Higashimurayama City,Tokyo
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国宝 |
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東村山市野口町4 正福寺地蔵堂 国宝 近世以前/寺院 室町中期 応永14(1407) 桁行三間、梁間三間、一重もこし付、入母屋造、こけら葺、もこし銅板葺棟札1枚 19280404 19520329
July 25,2025 大野木康夫 source movie
所在地 東京都東村山市野口町4丁目6-1
西武新宿線で東村山へ
東村山駅西口から都道128号を西へ行き、食料品店(Big-A)のところを右折すれば正福寺が正面に見えます。徒歩10分ほどで正福寺に着きます。
山門(東村山市指定有形文化財)
元祿14(1701)年の建築
四脚門、切妻造、茅葺型銅板葺
地蔵堂(国宝)
室町中期の建築
桁行三間、梁間三間、一重もこし付、入母屋造、こけら葺、もこし銅板葺
【文化遺産オンラインから引用】
正福寺は平坦な武蔵野の寺で、臨済宗建長寺末である。最近、江戸時代の寺伝を綿密に検討した結果、北条一族の入宋僧無象静照(1234-1306)が師の南宋径山寺石渓心月を勧請開山として草創したものと考えられるようになった。地蔵堂はその仏殿で、昭和八年の修理のさい、尾垂木尻の持送りに応永14年(1407)の墨書が発見され、建立年代が確定するとともに、山号の金剛山や当初から地蔵菩薩を本尊とすることも判明した。
こけら葺入母屋造の屋根をあげた方三間裳階付の外観から、立体的な内部の構成、装飾細部の性質まで円覚寺舎利殿とたいへんよく似ており、室町前期の鎌倉地方禅宗仏殿は高度に標準化され、洗練されていたと考えてよい。すなわち外観上の構造細部では、主屋を詰組の三手先、裳階を詰組の三斗とし、側面の扉と窓の位置、および裳階屋根を目板打ちの板葺(保存上の観点から銅板をかぶせる)とするぐらいが主な相違点で、内開の扉がみられるのは舎利殿よりも旧姿をよく伝えている。内部の裳階の構造、主屋の虹梁大瓶束架構と上部の中央方一間鏡天井にむかって迫り上るような構造と意匠も舎利殿と同様式で、主屋側柱上部の貫の間を吹き放しにするのも、古い時期の姿を
舎利殿よりよく残している。
当堂は円覚寺舎利殿とともに室町前期の中規模禅宗仏殿の典型であり、また年代明確な関東禅宗仏殿の最古の例として基準的な価値を持つ。
正福寺地蔵堂
円覚寺舎利殿よりも古く、さらに美しい。
山門
『北条時宗が鷹狩りの折病気になり、夢枕に黄衣をまとった地蔵菩薩が現れ丸薬をくれた。これを飲み、眠りから覚めたら病いが治ったので、地蔵尊を信仰して、弘安元年(1278年)この地蔵堂を建立したと寺伝にあります。しかし、昭和9年改修の際発見された墨書銘により、室町時代の応永14年(1407年)の建立とわかりました。
鎌倉の円覚寺舎利殿とともに禅宗様建築の代表的遺構で、国宝建造物として名高いものです。
なお、国の指定名称は正福寺地蔵堂ですが、堂内に奉納された小地蔵にちなみ、地元では正福寺千体地蔵堂と呼ばれています。
また、堂内は、8月8日、9月24日の午前11時から午後3時と、11月3日の午前10時から午後4時に参観できます。』
東村山市ホームページより転載
貞和の板碑『都内最大の板碑で、高さ285センチメートル・幅55センチメートル。
小瀬川(現在の前川)の橋桁に使われ、この碑銘が川面に映って見えるので
「経文橋」又は「念仏橋」の呼ばれていました。 』東村山市ホームページより転載
東京都東村山市野口町四丁目
臨済宗建長寺派
金剛山 正福寺
(shofukuji Temple, Higashimurayama City, Tokyo Pref.) 北条時宗が鷹狩りの折病気になり、夢枕に黄衣をまとった地蔵菩薩が現れ丸薬をくれた。これを飲み、眠りから覚めたら病いが治ったので、地蔵尊を信仰して、弘安元年(1278年)この地蔵堂を建立したと寺伝にあります。しかし、昭和9年改修の際発見された墨書銘により、室町時代の応永14年(1407年)の建立とわかりました。鎌倉の円覚寺舎利殿とともに禅宗様建築の代表的遺構で、国宝建造物として名高いものです。
なお、国の指定名称は正福寺地蔵堂ですが、堂内に奉納された小地蔵にちなみ、地元では正福寺千体地蔵堂と呼ばれています。また、堂内は、8月8日、9月24日の午前11時から午後3時と、11月3日の午前10時から午後4時に参観できます。 (東村山市ウェブサイトより)
現地説明版
国宝 千体地蔵堂 室町中期 応永十四年(1407)
禅宗様仏殿、桁行三間、梁間三間、一重もこし付、入母屋造、こけら葺、もこし銅板葺 千体地蔵堂は南面が正面である。
西面に回る。
東面から北面へ
その他境内
市有形文化財 貞和の板碑 都内最大級の板碑
参考資料
国指定文化財等データベース
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