和歌山県田辺市 熊野本宮大社
Kumano Hongu Taisha,Tanabe city,Wakayama
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田辺市本宮町1100 熊野本宮大社 第一殿・第二殿(西御前・中御前) 重文 近世以前/神社 江戸後期 享和元-2(1801-1802) 桁行五間、梁間四間、一重、入母屋造、向拝五間、檜皮葺棟札1枚 19951226
田辺市本宮町1100 熊野本宮大社 第三殿(証誠殿) 重文 近世以前/神社 江戸後期 享和元-2(1801-1802) 桁行三間、梁間正面一間、背面二間、一重、正面切妻造、背面入母屋造、妻入、向拝一間、檜皮葺 19951226
田辺市本宮町1100 熊野本宮大社 第四殿(若一王子) 重文 近世以前/神社 江戸後期 文化7(1810) 桁行三間、梁間正面一間、背面二間、一重、正面切妻造、背面入母屋造、妻入、向拝一間、檜皮葺 19951226
Jan.8,2022 瀧山幸伸 source movie
熊野本宮大社
祓殿王子跡
真名井社
January 5,2019 大野木康夫 source movie
遅い初詣
祓殿王子社跡
歌山県田辺市
熊野本宮大社
(Kumanohongutaisha Shrine, Tanabe City, Wakayam Pref.)
全国の「熊野神社」の総本宮にあたる熊野三山。三山の中でもとりわけ古式ゆかしい雰囲気を漂わせるのが、聖地熊野本宮大社です。
(中略)
この熊野本宮大社は、平成7年には社殿が国の重要文化財に指定されました。本殿へと続く158段の石段の両脇には幟がなびき、生い茂る杉木立が悠久の歴史を感じさせます。総門をくぐると檜皮葺の立派な社殿が姿をあらわします。
向かって左手の社殿が夫須美大神(ふすみのおおかみ)・速玉大神(はやたまのおおかみ)の両神。中央は主神の家津美御子大神(けつみみこのおおかみ)。そして右手は天照大神(あまてらすおおみかみ)が祀られており、交通安全、大漁満足、家庭円満、夫婦和合、長寿の神として人々を迎え入れてきました。
かつては、熊野川・音無川・岩田川の合流点にある「大斎原(おおゆのはら)」と呼ばれる中洲にありましたが、明治22年の洪水で多くが流出し、流出を免れた上四社3棟を明治24年(1891)に現在地に移築・遷座しました。
(熊野本宮観光協会ウェブサイトより)
国重文建造物
第一殿・第二殿(西御前・中御前) 江戸後期 享和元-2(1801-1802)
桁行五間、梁間四間、一重、入母屋造、向拝五間、檜皮葺 附 棟札1枚
第三殿(証誠殿) 江戸後期 享和元-2(1801-1802)
桁行三間、梁間正面一間、背面二間、一重、正面切妻造、背面入母屋造、妻入、向拝一間、檜皮葺
第四殿(若一王子) 江戸後期 文化7(1810)
桁行三間、梁間正面一間、背面二間、一重、正面切妻造、背面入母屋造、妻入、向拝一間、檜皮葺
(国指定文化財等データベースより)
現地説明板
鳥居付近
参道と石段を進む。
拝殿あたり
神門
神門から中は撮影禁止、神門の外から見る。左から右へ、第一殿と第二殿(一つの棟)、第三殿、第四殿と重文社殿が並ぶ。
大斎原へ、大鳥居を遠望するだけ
熊野本宮大社
大斎原
Oyunohara
真名井社
Manaisha
備崎経塚群、大峰奥駆道
Sonaezaki kyozukagun,Omineokugakemichi
熊野本宮大社は、熊野三山の一つで、古来から熊野坐神社と呼ばれ、熊野川の中州にありましたが、明治22年の大洪水で被害を受け、近くの山の上に遷座しました。鳥居から参道を上りました。
享和元〜2(1801〜1802)年の建築
桁行五間、梁間四間、一重、入母屋造、向拝五間、檜皮葺第三殿(証誠殿)
享和元〜2(1801〜1802)年の建築
桁行三間、梁間正面一間、背面二間、一重、正面切妻造、背面入母屋造、妻入、向拝一間、檜皮葺第四殿(若一王子)
文化7(1810)年の建築
桁行三間、梁間正面一間、背面二間、一重、正面切妻造、背面入母屋造、
妻入、向拝一間、檜皮葺洪水の際、支流側に建っていた上四社(3棟)はかろうじて流失を免れ、現在の場所に移築されました。
上四社は、第三殿、第二殿、第一殿、第四殿の順に参拝するそうです。
神門の中は原則撮影禁止となっているので、外壁の外側から屋根だけを撮影しました。
上四社から熊野古道を逆にたどると、秡殿王子があります。
大斎原(おおゆのはら)
熊野川中州にある旧社地は、現社地から国道を渡り水田の中の道を5分ほど歩いたところにあり、大斎原と呼ばれています。
かつては、上四社3棟、中四社1棟、下四社1棟が並んで建っていましたが、明治22年の大洪水で本流側に建っていた中四社と下四社が流失し、上四社は現社地に移転しました。
今では中四社、下四社及び諸末社の神々を祀る2つの祠が建てられています。
大鳥居平成12年、大斎原の入り口に幅42m、高さ34mの大鳥居が建造されました。
大鳥居から先の旧社地は、原則撮影禁止となっていますが、残っている基壇に小ぶりの2祠が建っており、厳かな雰囲気です。
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