山口県萩市 笠山
Kasayama,Hagi city,Yamaguchi
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笠山クレーター付近
椿群生林
コウライタチバナ 国天然記念物
笠山自然研究路
反射炉付近から見た笠山
琴ケ浜から見た笠山
〇群生林
笠山は、藩政時代には萩城の北東、鬼門の方角に当たるので、藩では笠山の樹木の伐採や鳥獣の捕獲を禁止していた。そのため全山原生林の様相を呈し、大木に覆われていたが、明治になってその禁が解かれ、大木は切り倒されて用材となり、雑木類は薪炭用に伐採されるなど、昔日の面影はなくなった。
昭和40年代以降、市では雑木の伐採、道路の整備などに力を注ぎ、現在見られる立派な椿林となり、平成14年8月1日に市指定天然記念物に指定されている。
〇展望台
人1人の幅の階段を上っていく木製の地上約13mの展望台からは、椿群生林や日本海が一望できる。
〇放牧場の石垣跡
明治維新後、ほとんどの木が伐採され、このあたりは牛の放牧が行われていた。放牧場の「牛の垣」の名残が未だ残る。
〇石英玄武岩
笠山の溶岩は玄武岩質のマグマが上昇する途中、石英分の多い花崗岩質の岩石を溶かし込んだため、笠山特有の岩石となっている。
〇海岸付近
海岸沿いには椿以外にも海岸性の植物がびっしりと植わっている。
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