MONTHLY WEB MAGAZINE Sep.2011
■ 船幸祭 中山辰夫
大津三大祭の一つ、建部大社の「船幸祭」が8月17日に行われ、御輿を乗せた御座船が瀬田川の川面をゆっくりと往復しました。
午後4時からの神事に続き、氏子の男たち、女性、子どもが担ぐ御輿4基が建部大社から瀬田の唐橋まで担ぎ運ばれ、2隻の御座船
に乗せられ、唐橋をくぐって川を下り、4km下流の瀬田川洗堰手前の御旅所で神事が行われました。
船が唐橋まで戻ってきた8時頃には花火が次々と打上げられ、その中、御輿は陸に揚げられ、唐橋一帯を往来して大社に戻りました。
船幸祭は、建部大社の祭神である日本武尊が船団を率いて東征したといういわれにちなんで行われています。大正4年(1915)に
大正天皇の即位を祝う御大典の記念行事として再興された由。唐橋を真っ赤に染める夏の風物詩、規模は縮小気味だが続けて欲しい。
夏の暑さに負けて夏の祭典参加はすべて来年へ持ち越しました。でも来年行ける保証は何もない・・。やはり“今”しかない?!
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