MONTHLY WEB MAGAZINE Jan.2012
(写真はいずれも2011年12月にデジタル化)
今日は大晦日、2011年の最後の一日です。
2011年は悲しいことばかりでした。
3月の大震災以来、なかなか明るい気分になれません。
出来ることが少ないので、せめて忘れないでいようと心掛けています。
そんな2011年ですが、私の JAPAN GEOGRAPHIC.TVへの投稿は57件。
2010年が61件でしたから、投稿件数がダウン。又々瀧山さんからお叱りをいただきそうです。
そんな中から今年は私が好きな10ショットを選んでみました。あくまでも、私個人の好き嫌いで選択しました。
まずは4月、春の桜から2件
山梨のわに塚のさくらと慈雲寺のいとざくらです。わに塚のさくらは背後の八ヶ岳をもう少しくっきりと
撮影できたらと感じています。
曇りがちで時々小雨の降る天候だったと記憶していますが、苔ももみじも緑鮮やかなのが気に入っています。
時を経た日本の建造物は美しいものです。なぜ今このように美しい建物が作れないのでしょうか。
時間がものを美しく変貌させるのかもしれません。現存12天守の一つ松江城と水戸弘道館です。
そして、達磨山からの富士山です。なんと言っても富士山は世界一美しい山です。
天候という偶然にさえ恵まれれば、誰でもがこの景色に出会えるのですから。
ここは北海道帯広の真鍋庭園です。手を加えに加える日本庭園の美しさとは違いますが、
自然の力と人の手の調和を感じさせる好きな1枚です。
スカイツリーばかりがなぜモテる。東京タワーは日本の高度成長期のシンボルです。
エッフェル塔ほどではないけれど、青空を切り裂く鉄骨の幾何学模様は美しいのです。
そんなこんなで2011年に撮影したお気に入りの10枚を紹介しました。
2011年後半に撮影機材を更新しました。やっと取扱いにも慣れてきて、
2012年にはどんな画像が撮影できるのか楽しみでなりません。
迎える2012年が明るい話題に包まれ、確実に進む大震災からの復興を目の当たりにしたいと念じています。
(注.今回掲載の画像はJAPAN GEOGRAPHIC.TVに掲載の画像を修正しています。)
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