JAPAN GEOGRAPHIC

Monthly Web Magazine  Dec. 2022


■■■■■ Topics by Reporters


■ 戦いの史跡からの教訓    読む=>瀧山幸伸

 昨今の国際情勢により、世界中の思想信条が武力容認の方向に向かっているのは疑いの余地はないだろう。我々の理念では、特定の思想信条を持って政治等に関与することは避けているが、基本理念である「平和主義」、すなわち武力ではなく文化的価値の相互理解による国際貢献を目標の一つに掲げている。

以下の史跡について、各自でそれぞれの事例を詳しく調べ、どのような思想信条を持つべきか、それをどのような行動変容につなげるべきかを考える良い機会になるのではなかろうか。


■老後の楽しみのために  読む=>大野木康夫

文化財建造物を撮影するようになってから、撮影対象を把握するためにいろいろなリストを作成しており、JAPAN GEOGRAPHIC のサイトにも掲載してもらっています。
最近、リストの点検をしている中で、元の指定告示の表記がどうなっているのかが気になってきましたので、告示原本を収集し始めました。

(事例)

古社寺保存法に基づく特別保護建造物の指定告示

 


■  東京大学本郷キャンパスの近代建築  読む=>野崎順次


明治期の建物がほとんど残っていないのは、大正12年9月1日の関東大震災のためである。大半は煉瓦造建物(屋根は木造)であったが、火災と倒壊のためほぼ全滅した。その復興計画を推進した中心人物が内田祥三(当時営繕課長事務取扱嘱託、工学部教授、後に第14代東大総長)である。現在、本郷キャンパスの国指定重要文化財は旧加賀屋敷御守殿門(赤門)のみで、登録有形文化財は7件あるが、6件は大正/昭和期の内田祥三設計作品である。

 


■蟇股あちこち 32   読む=>中山辰夫

今月は奈良県の社寺です。
桜井市にある談山神社(重文)と長谷寺(重文)・興喜天満神社(市指定 )および御所市の高鴨神社(重文)と鴨都浪神社(市指定)です。
桜井は日本で初めて仏教寺院が建立された地といわれ、相撲や酒造り発祥の地ともいわれます。談山神社・長谷寺はあまりにも著名な社寺です。
高鴨神社は鴨氏発祥の地にあり、上・下賀茂大社(京都)を始め全国鴨(加茂)神社の総本宮で、弥生中期より祭祀を行う日本最古の神社の一つです。
鴨都波神社は、弥生中期に御所に移り住んだ鴨一族が祀った神社です。高鴨神社を上鴨社、鴨都波神社を下鴨社とも呼ばれます。


■仏教美術資料研究センター(旧奈良県物産陳列所)  読む=>上田忠司

11/19(土)、特別公開された仏教美術資料研究センター(旧奈良県物産陳列所)を訪れました。設計は建築史家関野貞の設計で、1902年(明治35年)竣工、1983年(昭和58年)に国の重要文化財に指定されています。
この作品で関野は建築家としての才能に限界を感じ、歴史家の道を進む決意を固めた(という噂の)曰く付きの建築ですが、平等院鳳凰堂をモデルにした全体構成や各部のプロポーションはよく整っていて、奈良社寺とインド・イスラム様式をごった煮した雰囲気でも違和感を感じさせません。

 

 


■ 見学料と写真撮影 読む=>川村由幸

二条城と東寺を訪問したのですが、そのどちらにも写真撮影に厳しい制限がありました。二条城は二の丸御殿の内部、東寺は堂の中の仏像が撮影禁止でした。
同じ文化財のありようでも房総のむらのように誰でも無料で自由に見学撮影ができるものがあるにもかかわらず、見学料を徴収しながらも見学撮影に制限のある施設もある。

京都の前に訪問した姫路城は見学料はありましたが、撮影に制限はありませんでした。
なぜ、このような違いがあるのでしょう。


■ 「吾亦紅」  読む=>柚原君子


吾木香  
すすきかるかや秋くさの
さびしききはみ君におくらむ
(若山牧水 第三歌集『別離』・明治43年刊より)

私の父と母は協議離婚をしている。
父からは、些細な日常の積み重ねが、双方の姑同士の喧嘩となって収支がつかなくなり、このままでは誰もが幸せになれないので離婚に至った、と聞いている。どのような原因かは解からないが、母は左目を病み失明寸前だったそうである。
私は父方で育てられて、母にとっては姑であり私にとっては祖母である人と日常的に接したが、今思い返しても、あれでは喧嘩にならざるを得ないだろうという厳しい人だった。


■   読む=>酒井英樹


■ 古代出雲歴史博物館を訪れる  読む=>田中康平

コロナで遠出は心理的に出ずらかったところへ旅行支援割引が始まった、せっかくだから何とか乗っかりたいと、旅行社のツアーで博多発姫路-鳥取-出雲のコースを1泊2日で巡った。姫路城も修復されてからは行っておらず、鳥取砂丘、出雲大社、足立美術館もはじめてで、忙しく人出も多い日程でもそれなりに印象深かったが、何が最も印象に残ったかといえば古代出雲歴史博物館だった。

  


■おばちゃんカメラマンが行く 湯島@上天草   読む=>事務局

今回のシメは九州。上天草市江樋戸港から船で30分の離島、湯島に向かった。
「住民300人猫200匹」で有名になった猫の島だ。

今月のにゃんこ 湯島のネコ小屋

 

 

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